安倍首相と擁護者の発言を聞くたびに思う。
曰く、増税を凍結するなど無責任。
曰く、政治家は公約に財源を示せ。
曰く、経済成長による税収増は財源にできない。
それ全部、与謝野馨さんが言っていたことでは? じゃあ、与謝野さんが正しかったってこと?今までの考えを改めるために、解散総選挙をやるってこと?
世の中には「プロのポジショントーカー」というのがいるらしい。結論から逆算して屁理屈を組み立てる人の事。まともな大人は信じないが、何かにすがりたい人は信じるらしい。
最近、「院外団言論」があふれている。院外団とは、議院の外で暴れる人たちの事。
プロのポジショントーカーと院外団に囲まれると、自分が何を言っているかわからなくなるものだ。
せっかく小池さんが豊洲に続き立ち止まってくれている今、自分の歴史的使命を考え直しては如何か。
本音を言うと、去年の玉音放送に引き続き、偽物の化けの皮がはがれて、これ幸いと思っている。
倉山満はありとあらゆる批判を浴びたが、「ブレる、媚びる、裏切る」だけはしたことがない。あったら、事実で示していただきたい。
私の仕事は世間の風説に流されず、正論を打ち立てること。