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検証 財務省の近現代史
政治との闘い150年を読む
光文社新書 税込861円
さて、なぜ大蔵省が増税に追い詰められていくのかがわかる章です。
「財務省は150年間、何が何でも増税をしたい役所ではなかったのか」
は本章を読んだだけでも嘘だとわかります。
財務省の増税路線は、追い詰められたのであって、好き好んで走ったのではありません。
ただ、このこの10〜15年だけをとりあげた類書はいくらでもあるのですが、
それでは部分的にしかならず、説明に説得力がないのです。
というか、本当に大蔵省が意味不明な集団ということにしかならない。
だからこそ、150年の通史を書かねばならないという動機に至ったのです。