増税論議以上に取り上げられていない重要ニュースがこれ。
小坂・自民参院幹事長が辞意表明 執行部批判収束狙う
http://www.asahi.com/politics/update/0926/TKY201109260538.html
民主党が政府として増税を国会に提案しました。
すると野党自民党が反対。
自民党は国民の味方?増税を潰してくれる?
だったら良いですけどね。
まさか、
「適当なところで引いて財務省の恨みを買わないでおけば、増税を強行した民主党に二年後の選挙で勝てる」などと考えていないでしょうね。
今の自民党執行部に、こんな良からぬことを考えている人は一人もいないと思う人は、どうぞ谷垣さんをご支持ください。
民主党内良識派は本当に頑張ったと思う。
宮崎岳志さんや金子洋一さんとか徹底抗戦したし。
遂に増税派は何の正当な理由を説明できなかったし、無法なやり方でしか強行できなかった。
次は自民党良識派の出番です。特に重要なのは、民主が過半数をとっていない参議院なのですが、やっていることは与党との大連立で復興利権にありつきたい人が起こした政争。
別に小坂参院幹事長を褒める気もないのですが、では守旧派が次に据えようとしているのは?
結局、八百長で民主党政府の増税を容認しようと言うことでしょう。
亡国の時限爆弾が完成しました。
このままでは来年から一つずつスイッチを押して爆発させていくことになります。
日ごろ「政局よりも国家」とおっしゃっている真正保守の皆さん。
もしかして国民はバカだから、痛い目に遭わせた後の方が機は熟すだろう、とか考えていませんか?
今戦わないでいつ戦う気ですか?