反戦平和主義者がよく言っていた。
アメリカの核は汚い兵器。
ソ連の灰はきれいな灰!
断っておくが、ネタではないです。恐ろしいことに。
冷戦期の日本では非科学的な議論が平気でまかり通っていた。
人の命は地球より重い、とか。
誰が量ったんだ?
さて、反戦平和主義者と自称する連中が、広島や長崎の被爆者を持ち出して
散々言いふらしているプロパガンダが、
日本は唯一の被爆国です。世界で最も核兵器
の悲惨さを知っているのです。
これを、諸外国の人が聞くとどう思うか?
答え。
そんなに核武装したいのか?
つまり、核兵器の被害にあったのだから、とにかく核武装して身を守りたい、という意味にしか聞こえない。現に、インドもパキスタンも「核兵器を持っていないと日本みたいになる」とか言っていたし。
で、広島左翼がよく言うような
私たちは原爆を永久に許しません
とかになると、
日本人は絶対に
アメリカ人を許さないのですね
と受け取られる。
これはもう言語的な問題なのだが、世界の多数の人々の間では、兵器を使った人を憎むはあっても兵器そのものを憎むという発想が思い浮かばないので。
仮に反戦平和主義者が言うように、原爆を落とされると平和の尊さを世界中の誰よりも知るのだとしよう。だったら世界平和を実現する方法はタダ一つ。
世界中に核爆弾を落とせ!
と、こういうことを言うと、反戦平和主義者の連中は「そんなことは言っていない」と言い訳をする。自分の言っていることを自分でわかっていないから問題なのである。
こういう連中を、私はアカではなくバカと呼ぶ。