近代日本政治思想史を四分割する(10)―丸山真男

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 こいつについて書くの、

欝だ、欝だ、欝だ欝だ欝だ、欝だ、・・・

 というかこの人がいまだにマトモな学者として扱われていることが理解できん。。。
 言ってること、支離滅裂だし。

 丸山真男。
 日本を代表する思想家。らしい。
 「超国家主義」の発明者。らしい。
 って、思想家なのに発明???
 一応、「発見」と言うことにしておきましょう。
 この「超国家主義」が普通の「国家主義」とどう違うか?
 つまり「超」にはどのような意味が含まれているかと言うと、
 渋谷の女子高生が良く使いそうな「チョー何々」と余り変わらない。
 本当に変わらない。

 一応、中身らしきものを説明しておくと、、、丸山氏、「戦前の日本はファシズムだ!」と絶叫。この場合のファシズムは「悪者」くらいの意味でしか受け取られなかった。
ただ、丸山を「進歩的文化人」として賛美するような軽佻浮薄な連中よりは、丸山教授殿は少しだけ頭が良かったので、「ファシズムである以上、国家主義とは言えない」くらいのことは気付いた。

というのは、
 ファシズム=一国一党体制。党が国家の上位にある体制。
 国家主義 =国家を至上とする体制。
なので、絶対に両立できないので。
 そこで、丸山様は「戦前の日本は国家主義ではない。超国家主義だったのだ」とか言い出したまでは良かったのだけれども、彼の生涯の著作のどこを読んでも「超国家主義」特に「超」の定義はついぞ書いていない。なぜなら丸山の言説など、自分が軍隊で苛められた怨念だけで戦前の日本を悪魔化しているだけで、中身なんかある訳がないので。
 要するに戦前の日本の悪口であれば何でも良いのですね。例えば、

その一:戦前の日本はファシズムという悪い体制だった。
その二:戦前の日本は同時代のナチスのようにファシズムになれなかった劣等民族だ。

 えーと。どちらか一つにしてください。

 本人は第一の立場「日本国も日本政府も嫌い!」という自己認識でいたらしいのですが、当時の勉強もしないで政治運動をやっていた学生達からは、「お前はしょせん権威主義者じゃないないか」と敵視されるようになりました。自分の研究室が水浸しにされて初めて「共産主義者はナチスよりも強暴だった」などと気付いた頭の悪さ。確かに国立大学の教授をやりながら反日的言論を行なうって、いい根性していますね。第二の立場「日本が嫌いなくせいに政府からカネをもらう」とみられても仕方ないでしょう。こいつの鬱憤晴らしの売文が学問で、吉野の真面目な言説が学問ではないって、どうしても納得がいかない。。。

 この思想史コラムのテーマが「日本人は150年間でどう変わったか」なのですが、緒方洪庵や吉田松陰と同じ日本人とは思えないほどの変貌ですね。

 丸山と日本赤軍の岡本公三について勉強していた時に思ったのがこれ。

お前はアカじゃない!ただのバカだ!

 今年はみんなで賢くなって、アカもバカも絶滅させましょう!

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