何だかこんな話も。またぞろ、侵略の魔の手が。
巡視船と接触の船長を逮捕
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100908/k10013846291000.html
昭和四十二年の日本だったら、ウルトラ警備隊が二発で沈めて終わりですね。
一発目はわざとはずして、「警告はした!」とか。
残念ながら架空の話です。
ちなみにウルトラ警備隊とはウルトラな警備をする過剰警備隊のことです。
って、イスラエルは今でもそれ以上のことをやっていると思い出した。。。
イスラエルって経済力でも周辺環境でも、日本より苛酷なのだから、もっと学ぶべきだと思う今日この頃。
世にもおぞましき民主党代表選挙。
まさか外国人参政権がここで話題になるとは、ケガの功名。
これで膿を出し切ってほしいと思う私。
とは言うものの、自民党の不真面目さにはもっと怒ってます。
何でもいいから、鉢植え式に候補者を埋めようという姿勢、ありあり。どこまでやる気がないんだか。
またぞろ解散風が吹いている。というか一部の政治ゴロがそういう噂を撒き散らしている。
しかし、ねじれ国会だから衆議院を解散するという理屈がさっぱりわからない。
ねじれているのは参議院であって衆議院ではないのだから。
参議院ではどの党も過半数を取れないのだから、衆議院選挙の結果がどうなろうとねじれには変わらないのでは?
自分が当選・出世さえできれば、お国のことはどうでも良いという連中が多くて最近、ややノイローゼ気味。そういうアホに限って、自分だけが日本の運命を考えているとか本気で言い出すからタチが悪い。
さて、歴史の話。
明治の初期議会、どうあがいても自由民権という聞き分けの無い連中が多数派でした。
この連中の主張は二つ。地租軽減と対外強硬!
つまり「税金まけろ!」と要求しながら、「戦争やれ!」と主張する有様でした。
だから「では軍艦建造費を・・・」と政府が提出しても否決されてしまうのでした。
そういう時に対照的だったのが、頭を抱えてしまった元老たちの姿勢。
薩摩閥(黒田清隆とか松方正義)⇒ただひたすら恭順。時に連中の言うままに暴走。
伊藤博文とか陸奥宗光⇒やけくそに解散。毎回、野垂れ死に。
山縣有朋とか桂太郎⇒ひたすら低姿勢で、粘り強く国家に必要な政策を通す。
意外に思われるかもしれませんが、伊藤は何の根拠も無く自分の力を過信しているので、毎回議会と衝突して内閣を野垂れ死にさせています。
逆に、山縣は教科書的にはやりたい放題やっているようで、基本はアメを投げ与えているのですね。議員歳費増額とか。しかも解散というムチは一回も使っていません。相手の方が強いのをわかっているので。力の論理の信奉者は、自分より強い相手に喧嘩は売らないものです。
今さらながら、明らかに腹のそこではまったく違うことを考えていたのに、四十年も竹下登の忠臣ズラを通したあげくに位牌を逆さにして旗印にする様な真似をしたり、かの輿石東と心の友であるかの振る舞いを最後まで押し通したり、青木幹雄の偉大さを懐かしむ私。
青木さんの手法、山縣よりも桂に近かったですが。
ちなみに、ニコッと笑ってポンと肩を叩くのでニコポン。
民心は政局よりも政策を求めているのだから、代表選挙後に一刻も早く国会を開いて、やることをやるべきでしょう。真っ先にやるのはデフレ・円高退治。
日銀総裁が会見開くと「あいつはまじめに仕事をする気が無い」と市場に判断されて円高が進む。国恥ですな。
何だか天声人語のようなまとまりの無い文章になってしまいました。(反省)