本日は、平壌宣言8周年です。
それまで
「拉致なんて右翼のでっち上げだ」だの
「工作員なんてスパイ小説の読みすぎだ」だの
「何のために北朝鮮がそんな非常識なことをするんだ」だの
「よくわからないけどとにかく怖いので近寄らないで」だの
日本中で散々な言われようのひどいめにあわされながらも、
この日までご家族の人は耐えに耐えて「異国でいつ殺されるかわからず怯えている自分たちの肉親のことを忘れないでください」と活動を続けてきました。
そして、小泉総理が金正日に日本人拉致を認めさせて謝罪させたのが8年前の今日です。
9.17を境に日本人は変わりました。
日本で暮らしていた普通の人が、何の理由も無くさらわれて何十年も帰れない。日本中が怒り狂いました。今や北朝鮮拉致問題を知らない日本人はいない訳ですし、取り返すのに反対する人もいません。しかし、5人とそのご家族しか奪還できていない。
国恥です。それから8年たちました。
こうした中、若者たちが立ち上がりました。
「北朝鮮に拉致された生島孝子さんを奪還する学生の会」(略称・「奪還の会」)
http://ameblo.jp/ikushimadakkan/
孝子さんも、家族でただ一人帰りを待つお姉さまの馨子さんも、もう70歳です。
生島さんのことは、この砦では何度もとりあげてきましたし、私も少しはかかわっている学生たちですので、彼らにはこの砦を宣伝の場として提供したいと思います。
昨日のレスを見て、私の同僚の安重千代子先生がブログでとりあげてくれました。
http://ameblo.jp/c-anju/
ブログ・ツイッター・口コミなんでも良いので、生島さんと学生たちを応援してあげてください!とにかく、日本中に知ってもらうことです!
応援することは、一緒に戦うことです!
ちなみに私が編著の
『総図解 よくわかる日本の近現代史』(新人物往来社、税込1470円)の最終章、
9.11テロとかほったらかしで、これでもかと北朝鮮拉致問題の話です。
日本の現代史は、平成14年9月17日にはじまるのである。