まずは皆様にうれしい御報告。
「毎晩寝る前にこの砦見てます!」と言ってくれてた砦ウォッチャーの方から、
「今度某巨大政党の公認で選挙に出ることが内定しました」との速報がありました。
詳細が確定次第、砦の応援候補としてご紹介いたします。
さて、昨日は名古屋で日本法政学会があり、発表でした。(本業もやってますよー。)
演題は「大日本帝国憲法における統帥権―吉野作造の認識を中心に―」でした。
専門家以外の人にもわかるように要約すると、
「統帥権独立は極悪非道の帝国憲法の中でも最悪の欠陥で、吉野はそれを批判した九条のさきがけのように扱われている。
しかし吉野は、第一次欧州大戦で負けたプロイセン型の制度じゃなくて、勝った英国型にしましょう、と述べただけである。硬直した悪しき官僚的思考の政府はまったくとりあげないどころか、吉野の予言通りに暴走(というより分裂)して敗戦に至ったが。
吉野は反戦平和主義者ではなく、来るべき次の戦争に勝つために提言していただけである。憲法は戦争に負けないためにあると言うごくごく常識的な主張をしていたにすぎない」ということです。
例えば、『中央公論』1918年7月号には「民本主義と軍国主義の両立」などという素敵な題名の記事があって、
「軍国主義の反対は平和主義、民本主義の反対は官僚主義。民本主義の英米が、ドイツにまさる軍国主義。」などと述べた後に
「平和主義を根本の理想とする上に立つて軍国的経営を指導せねばならぬものと考えるものである。何れにしても今日の時勢に於て、軍国的経営は絶対に之を欠く事を許さない」などと、日本最大のカルト宗教である東大憲法学の信者と宣教師どもがまったく無視している発言などを紹介してきました。
吉野語録、悲しい時に読むと元気になれます。
数えたら、今週の締め切り、三本・・・。今日も徹夜だぁ。
それはそうと、こんな記事が。
財政健全化会議、参加できぬ=福島社民党首
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/budget/?1276423265
記事を全文引用すると以下。
社民党の福島瑞穂党首は13日、那覇市で記者会見し、菅直人首相が超党派の「財政健全化検討会議」創設を呼び掛けたことについて「消費税を値上げしないと明言してからにしてほしい。
値上げのための議論ならくみすることはできない」と述べ、消費増税の可能性を否定しない限り、参加を拒否する考えを示した。(時事通信)
たとえ福島瑞穂であっても、言っている内容はまともである。
たとえ福島瑞穂であっても。
しかし福島瑞穂がまともな言動をしている。
世も末だ。。。
それはさておき、白川方明と羽毛田信吾は討伐されるべきである。