「大学では教えられない歴史講義」カテゴリーアーカイブ

靖国行ってきました

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 本日は朝六時まで雑誌原稿執筆。この日にふさわしく、三木武夫と松野頼三の話。おそらく読者の皆様にとってはまったく新しい戦後史になると思います。詳細は近日発表。乞御期待。

 さて、八時に大村益次郎像の前に集合。有名人とか、いろいろな団体の方がいた。飽きない。小泉さんと安倍さんも来られていたとか。どうでも良いけど、鳥肌実もいた。

 チャンネル桜の皆さん、竹田研究会の皆さん、ゆっくりご挨拶できずすみませんでした。

 吉住健一都議と四団体をはしごしたが、昼食での話題。

「対馬問題」を長崎県の政治家は触れて欲しくないらしいので、東京の政治家が問題にしているとのこと。なぜ長崎県の政治家は領土問題なのに弱腰なのか?そんなことはここでは言えません。ご想像通りです。それこそしょうがない

 さて、靖国神社は気軽に参拝できるところなので、あんまり堅苦しい作法を強調するのは無粋。仏教団体やキリスト教団体も首相の靖国神社参拝を支持する冊子を配っていた。この「良い加減さ」こそ日本的で平和なのである。他の国だとありえない光景ですな。

 しかし、一点だけ絶対に守っている作法がある。

 二礼二拍手一礼、である。なぜか?

 総理大臣の公式参拝において、どこぞの内閣法制局は靖国参拝が宗教性を帯びてはいけない、などとまくしたてて、首相に対して一礼だけをさせている。法律オタクの法律無知、条文オタクの法知らず、ここに極まれりの愚行である。この方たち、政教分離の何たるかをわかっていないのだが、それにだまされる政治家も政治家である。まさか政教分離を「政治と宗教の分離」などと勘違いしていないだろうか。これ、神仏習合とかウェストファリア条約から説きおこさないと駄目な気がしてきた。

 中曽根首相の参拝において、靖国神社の松平宮司は「手水、玉串、二礼二拍手一礼は参拝者の心のありようだが、御祓いだけは神社のすることだから」と譲らなかったらしい。一般の参拝者は、手水(ちょうず)で手を洗うだろうし、玉串料代わりにお賽銭くらいは出すだろう。となると、問題は二礼二拍手一礼になる。

 あんまり細かいことを言っても知らない人にはうんざりされるが、私は二礼二拍手一礼だけは守っている。無知な亡国官僚の戯言への抗議である。

 民主党は無宗教の国立墓地などというカルト施設を作りたいらしい。意味がわかっていないのだろう。これもそもそも「英霊」の意味というか国際常識から教えねばなるまい。