日本を代表するオカルト雑誌の『ムー』じゃなかった、『週刊ダイアモンド』にこんな愚かな記事が。
「今だからもう一度言いたい。消費税が日本を救う」
くすぶる増税への疑問にトップエコノミストが提言
――熊谷亮丸・大和総研チーフエコノミストに聞く
http://diamond.jp/articles/-/26187
この記事の信憑性?
ピラミッドを作ったのは火星人だ、くらい大人が相手にしてはいけない雑誌。
ところで、大和総研の理事長と言えば武藤敏郎元大蔵次官。
この世で最も白川法王を憎む人。
お膝元でこんなアホな記事を書かせて、内部統制もできていないということ?
永田町や霞ヶ関では次期日銀総裁候補として名前が挙がっているのに、しかも反白川派から挙がっているのに、そんなに総裁になりたくない?
今さら、この種の論評に値しない記事を書く人間を飼っているということ自体が、「白川法王の圧制に苦しむ日本を救えるのはもはや武藤さんしかいない」という民の声を掻き消すということになるのだけど。
熊谷氏、血迷ったか?
白川路線を否定する安倍自民党が担ぐ候補と言えば、衆目一致して武藤さんという客観状況、拡散せねば。。。
熊谷の記事は、読むに耐えません。しかし、これが日本の大手金融機関(銀行、生保、損保、証券)の共通認識です。しかも、彼らはこの認識を元に自らと顧客のポートフォリオを組んでいます。(そうしないと、自分の首が飛んでしまう。)つまり、彼らは負けるまで戦わされているのです。まるで先の大戦の日本のようです。
日銀法が改正され、2〜3%のインフレターゲットを日銀に強制できたとき、彼らはどうなるでしょうか。銀行は貸し出し資産が圧倒的に大きいので国債の値下がりをカバーしてむしろプラスになります。生損保、年金基金はかなりやられます。少なくとも、マイナス10%以上でしょう。証券は株価の上昇でむしろ息を吹き返すでしょう。つまり、本当の被害は個人の年金資産と生損保資産が被ります。熊谷は今から顧客に対して「言い訳」をほざいているのです。これが日本の大手金融機関のビジネスです。
証券や保険などの金融関係のエコノミストは、
テレビ東京(日経)がお客さんですからねぇ…。
ただし、第一生命の熊野英生さんは違って今の日銀に批判的なので唯一注目できます。
ロイターのコラムなら、主張を確認しやすいです。
大分前に熊谷氏の同じ題名のような本が紀伊國屋書店の目立つ所に沢山平積みされてました。日本経済新聞社刊です。
財務省の提灯持ちのような人かなぁと厭な気分にさせられましたが、
ネットで探してもこの本に余り批判的な記事が見当たらず、更にガッカリしましたが、世の大多数の人には認められてるのですかね?その内、景気が回復しなくても消費税増税が世の中救うのだ、なんてみんな信じちゃうのかなぁと寂しくなります。
それから場違いなコメントで申し訳ありませんが、チャンネルアジャで特定失踪者の方を取り上げて戴いて有難うございました。関係者ではないんですけど、嬉しかったもんで…大手マスコミが揃いも揃って目を向けようともしないことに、損をすることはあっても、得にはならないことに敢えて取り組んでゆかれる倉山先生の骨折りが実を結ばれますように、陰ながら祈らせて戴きます。有難うございました。
第一生命経済研究所の熊野英生さんのコラムの下りを見て、カクリコン河野さんを思い出しました。第一生命経済研究所時代はこれ以上なく正しいコラムを書いていたことをw
熊谷氏のコラムは典型的な御用エコノミストで読むに値しませんが、アリバイ作りでアホ記事も載せることで日銀に擦り寄る姿勢も忘れないというポジショントークのように思っています。
高橋是清翁があの世で日本を憂えて泣いておられる。
熊谷亮丸ってコミンテルンなの?
熊谷のバカはほっておいて、口直しをしましょう。本日更新されました。
「ウケる日記 水野敬也のブログです。」(ネットで検索してください。)
今回のテーマは「犬養大喜利」ですが、結論は
「歴史は変えられないーーでも、歴史を学べば僕たちの未来は変えられる。」
でも、嘘だらけの歴史を学ぶのは有害無益です。学ぶなら下記の本です。
倉山満著「嘘だらけの日米近現代史」扶桑社760円+税
いつもブログやチャンネルアジャ、桜を拝見しています。
今日の話題と全く関係ないのですが、先日1年半前にチャンネル桜に倉山先生が出演していた時の映像を見たのですが、この1年半でだいぶふくよかになっていませんか?
余計なお節介かもしれませんが、少し心配になったもので。
赤い彗星様
倉山先生になり代わり、不肖私がお答えいたします。働き盛りの男性はストレスも強烈です。倉山先生もほぼ限界に挑戦しているところでしょう。こうなると人の体は食べることで、そのストレスに対抗します。ですから、仕事に打ち込んでいる人はある程度肥満体型にならないと健康を維持できません。しかし、これが出来るのは50歳までです。50代でもこれをやっていると大病が待っています。倉山先生には後10年ほど頑張ってもらいましょう。50歳になってペースを落とせばあら不思議、ちゃんと標準体重に戻ります。現に私がそうでした。
動画見ましたけどネトウヨって使わん方がいいですよ。
この言葉作ったの反日朝日工作員ですから。
記事に関係ないコメントですいません。
チャンネルアジアから来ました。静岡県45歳独身男性自営業です。
さっそく倉山閣下のご本をアマゾンで注文させていただきました!
(なんらかの購入者リストがアマゾン(米国)で作成されていないことを祈りつつ・・・)
いつも大変、ためになる貴重なお話をありがとうございます。
これからも倉山閣下を応援させていただいて、また、ご本の購入をさせていただいて、応援させていただい所存です!
ちなみに私はコミンテルオ君でも、その他の関連なんたら団体でもないただの個人です。純粋に閣下のファンです。ネトウヨに属してしまうかもしれないので、その辺は閣下の本で勉強させていただいて、これからクリアーしていかせていただけたらと思います。
がんばってくださいませ!
追伸1
河添恵子氏との掛け合いが一番好きです。今後は『中国嫁日記』とかを取り上げていじっていただけたらさらに萌えです(あ、私そちら方面のバイトのものでもないです)。どうかよろしくお願いいたします。
追伸2
あと、もうすぐ封切りの映画「リンカーン / 秘密の書」もいじってください。お願いします!
http://www.foxmovies.jp/lincoln3D/
このURLで謎が解けた気分です。
ダイヤモンドはデタラメと言い切れない所に悔しさは残りますね。
http://www.youtube.com/watch?v=MSeBRTb5-BA
安倍応援団の夕刊フジが、安倍総理になったら竹中が日銀総裁と報じていますが。
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/c7c029582505ba4ef891cea6f173ebe9/
例に漏れずBNP パリバの河野が書評で礼賛してるみたいですね。どうしてこれらのエゴノミスト達は、税収=名目GDP *税率*税収弾性値という大前提を涼しい顔をしていられるのでしょうか?いったい誰の利益の為に?
赤い彗星さま
・・・。こころの安寧が存在しないのが原因ですな。
ワイルド★ダックさま
はじめまして。
私は在野の人間であって閣下ではないので。。。
それはそうと、おもしろそうな企画ですね。考えます。
ここの会社って原宿駅前のビルに入ってる会社ですよね。
「地球の歩き方」ってヒット商品があるんですよねー。
あれ?「日本のこわし方」だったかな?
昔、短期の仕事で数ヶ月通ってました。
その時は株専門誌でしたが・・・すっごい働きにくい職場でした。
いろんな意味で異常でした。
一言で言うと、派遣はまともで社員が変。
同じ仕事のオファーが来たけど断ったから!
株評価とアドバイス?を社員が書くのですが・・・すっごいイイ加減だから!
倉山先生
個人の方のブログで下記時事通信配信の記事を引き合いにして、「日銀が資金供給を増やしても、政府の景気浮揚政策が同時に無ければ、デフレ脱却は出来ない。」旨の発言をされています。そう言われるとそんな気もしてくるのですが、実際のところどうなのでしょうか。所詮この程度のことは、日銀のアリバイ作りに過ぎないのでしょうか。私の知識がこのブログ読者レベルに達していないことは認識していますが、この辺の経済のメカニズムをご教示いただけると有難いです。
とにかく真の動機を隠して物を言ったりやったりする輩が多く、誰も信じられない気持ちで一杯です。いやこの世の中、その意図と行動が一致する組織や個人がいると思うこと自体が、そもそもナイーブ過ぎるのでしょうか。
◆記事:日銀、政府との協調姿勢鮮明=デフレ克服、金融緩和だけでは限界も(時事通信 2012/10/30 23:00)
日銀は追加金融緩和に踏み切るとともに、デフレ脱却に向け政府との協調姿勢を鮮明にした。
背景には、金融緩和だけではデフレ克服に力不足との危機感が日銀内で広がっていることがある。
白川方明総裁は、政府が適切な経済政策や規制緩和を打ち出すことで
「デフレを生みやすい経済構造を変革するのが不可欠」と強調、政府にも一層の努力を促した。
その話、「倉山塾限定で」などとあちらでしてまして。笑
だとあんまりなので、その記事の読み方を解説しておくと、
日銀のアリバイ作りがイヤイヤ且つなめきってて、揚句は「政府がもっと努力しろよ」とまでコケにしてる、ということですね。
今日発売のテーミスでは「日銀反白川派の決起」みたいな記事がありましたけど、これまた裏読みが必要ですね。