例の騒動について

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猛威を振るうフェミニズム。呉座勇一先生に向かって、「ネトウヨめ!」って糾弾しているんですって?

その余波が亀田俊和先生に向かっていて、ツイッターで相当な人格攻撃をされているらしい。その中で私の名前も出たので、一言。

事の発端は二年前に、私がつくる会の理事として講師に亀田先生を招いた。これは私の理事権限で提案し、まったく異論が出なかった。形式はつくる会だけど実質は私がお招きしたと言っても、過言ではない。まあ、形式、話す場が大事、と言われたらっそれもそうだが。

肝心の中身、講演は実に重厚で、今までの南北朝時代史を全部塗り替えるくらいの斬新さで、私も興味津々だったので50個くらい質問させていただいた。その全部にお付き合いいただいて、亀田先生には感謝のしようもない。本来は言うまでもないけど、亀田先生の長年の研究に基づく学識による、学術的な講演。私も「学術的な講演としてお願いします」とお願いしたので、当たり前の話だが。

この点に関する亀田先生のリツイート。

「これもこの際だから明かしますが、つくる会で講演したとき、呉座さんには反対されました。こういう攻撃が来ることが予想されたからです。しかし私は、日本史学を広めるためには党派性などこだわっていられないと、それなりに使命感を持っていますので、その反対は断りました。」

「くららさんは、レジュメが10頁以上もあることに驚いておられましたね。「逆賊を称賛するなど許せない!」的な批判は一切ありませんでした。後は居酒屋で楽しく飲み食いして、普通の講演会とまったくいっしょでしたよ。」

呉座先生、chくららに出てほしいのに~(これは真剣)。
このご時世だからご本人が嫌がるだろうけど、『戦争の日本中世史』はまぎれもなく名著だと思うので、ぜひインタビューさせていただければと考えてはいます。

当日の講演会では、政治的、というか非学術的な質問はいっさい出ませんでした。飲み会では私が質問を独占しただけです。そんな講演会が普通かどうか知りませんが。(笑) 亀田先生にはchくららへのご出演をオファーして、ご快諾いただいたのにコロナで・・・。ぜひ、実現したいと考えています。

傍から見ていると、学術と関係のない議論ばかりで、なんだかなあですが、私の名前も出たので一言述べました。

 

蛇足にもならない刀の錆

亀田先生がド素人のツイートをリツイートしていて、私が亀田先生のことを「上から目線で云々」とあった。
このド素人、本人は亀田先生に讒言して悦に入っているつもりだろうか? コイツ、傍から見れば性格が悪い人間かもしれない。
ただこの人物、昔はよく知っていたが、絶望的なまでに国語力が無い頭が悪い輩なだけなので、誤解なきよう。色んな人に相手にされたがっているが、こういう形でしか視界にいれてもらえないかわいそうな奴だ。

「例の騒動について」への4件のフィードバック

  1. 本件のみならず、武漢肺炎禍、マスク騒動、自粛要請についてもそうなんですが、なんでこう「0」か「100」の話になってしまうんだろう?
    自分で考えたり、判断したくないからなのかなぁ・・・。

  2. あの讒言してる人、倉山先生が亀田先生の事を「優秀な学者」って評すると、上から目線って感じる不思議な人ですよね。

  3.  正直「日本史学を広めるためには党派性などこだわっていられない」と考えられる日本の歴史学者がいることは嬉しいし同様に感じる。そういう方は少ないみたいですから・・・
     

  4. 倉山先生が50もの質問をされるのであれば、余程興味深い内容に違いないですね。
    私も亀田先生の著書を漁ってみる事にします。

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