日本も大変だが、アイスランドという国が大変なことになっている。
平成の坂本龍馬を志す皆さんは地球儀で確認してください。
欧州、最北の国です。 米国とロシアに挟まれた要衝です。冷戦期は北極海を米ソの核ミサイルが飛び交う予定でした。
世の中にはマクドナルドがある国どうしは戦争をしないという珍説を唱える人もいる。その珍説に従えば、戦争準備?
米マクドナルドがアイスランドから撤退へ、金融危機で採算取れず
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPJAPAN-12127220091027?rpc=123
イギリスやオランダへの債務不履行で大変なことらしい。大統領閣下は以下のように宣言。
アイスランドは「義務を守る」=預金返済めぐりグリムソン大統領
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-13238320100107?rpc=122
しかし、この記事をよくよく読むと、国民投票で決めると言うことに。
で、こういうことに。
↓
アイスランド国民投票、英蘭への預金返済法案を否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100308-00000192-reu-int
閑話休題。この国、NATO加盟国のくせに、軍事力を持っていないのですね。
ではどうやって同盟義務を果たし、つまり集団的自衛権を行使しているかと言うと、
基地提供!
ええ、国際法に則ればこの国の言っている方が正しいです。基地提供は集団的自衛権の行使です!昔の用語で言えば、戦争行為です!どこかの国の法律専門家と称するナントカ法制局は「保持しているが行使できない」などと国際社会で通じない言い方をするが。。。
よく聞かれるのが、「集団的自衛権の行使について解釈を変更すべきだと思いますか」と聞かれるのだが、結論そのものには賛成で、中身は違います。
もう行使しています!
昨日、枝野大臣を「法令大臣」とか書いてしまいました。曖昧だ。しかし、「法令答弁担当」と「法令解釈担当」は意味が違いすぎます。今の鳩山内閣の方針だと、枝野大臣が解釈を決めて良いとの意味のようである。もしその通りの力があるのなら、小沢一郎と輿石東と高嶋良充を足しても足りないものすごい権力者である。(ありえないが)
いっそのこと、「今までの内閣法制局は国際法を知らない素人集団でした。法律家として誤りを正しておきます。もちろん、内閣全体の意見です」と言えば、いきなり英雄だろう。ただ「傍論は判例です」とか恥ずかしいことを言ってしまった人なので説得力はないだろうが。
日本がこうやって無為に時間をすぎしているうちにこんなことが。
アイスランド国民投票否決 EU加盟に暗雲 中国、虎視眈々 北極航路・資源に触手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100308-00000039-san-int
しかし、中華人民共和国という国は、文化大革命で内戦よりひどい殺し合いをしながら、対外的にはアフリカ各国を手なずけた連中である。毛沢東が「農村(途上国)が都市(先進国)を包囲する」などと言いながら、重点的に対応していたのですね。
悪い奴は頭が良いことを考えるものである。
ちなみに以下は、私の大悪友二人から去年の秋から聞かされた構想。
日本もこの金融危機に乗じてアイスランドを買い占めて、「ロシアにアイスランドでへんなことされたくなければ、千島二十五島返せ!ついでに樺太ももらってやる!シベリアはいらん!」くらいの交渉できないのかなあ。円高なんてこういうことにしか使い道がないだろうに。。。アイスランド人にとっても、中国人より日本人に買われた方が幸せだろう。
結論。やはり円高は悪だ。貧乏で頭まで悪くなるのはもっともっと愚かだ。悪よりも愚かが国を滅ぼす!
地球温暖化を逆手にとって、北極航路を開拓し、ヨーロッパまで柵封体制に組み込もうとは、大した構想ですね。何だか彼の国が温暖化対策に消極的なのも、北極航路開拓のための陰謀ではないかと思えてしまいます。さすがは世界一の卑怯者。
しかし感心してばかりもいられない。支那共産政府と漢民族を万里の長城の内側に追い返すためにも、日本の度量が試されますね。ま、政府には期待してませんが。
結論:日本の国益のために地球温暖化を食い止めよう!それで世界が恩恵を受けるならそれで良いではないか!
アイスランドの首都はレイキャビクと書くと、
覚えている人もいることでしょう。
米ソ首脳会談の場所は、おおよそいつもこの場所でした。
ワシントンとモスクワを線で結ぶとその中間点にあります。
アイスランドの経済危機の際に真っ先に支援に名乗りを挙げたのはロシアですが
それはこの地政学的な重要性を一番知っていたからで
ここにミサイルを置けるか置けないか(置けなくするか)がとても重要だからです。
アイスランドが、日本と通貨を共通化して
(アイスランドの全銀行を国有化し日本が買い取る)
円貨圏に入れるのも面白い取り組みだと思いますよ。
対ロ政策として、もう一つ重要な場所があります。ギリシアです。
19世紀イギリスがこのギリシアを保護していたのは、
黒海からロシアを出さないようにするためです。
ここで仮に日本が誰も助けないギリシアを助けたとします。
対岸のトルコは、ギリシアとは伝統的に対立しますが、親日国家です。
つまりは、日本がボスポラス海峡近辺をコントロールできるわけです。
アイスランド・ギリシア・あとはスペインなどなど
日本が各国の経済危機を解決することで
「戦略的」に引き入れるべき国がたくさんあると思います。
小さなマターですが、ギリシア・スペインは反捕鯨ですけれども・・・
やり方次第では対応も変わるかもしれませんよ。
坂本竜馬を目指す皆さんは、地球儀を見て一緒に考えましょうね。
(というか今の政治家と外務省の役人は、もっと地球儀を見ろ!どアホが)
地球温暖化という前提で中共が動いているのが気になりますが(超長期的には誤差の範囲という説もある)、そうなると樺太を含む北方領土、沖縄、台湾の意味がおおきくなってくるでしょう。
>かしわもちさん
日露戦争時にトルコが中立国の名の下にボスポラス海峡を封鎖、黒海艦隊を無力化した例もありますね。冷戦時に言われた四大海峡の確保を、改めて検討すべきなのかもしれません。しかし四大海峡と検索して、中共・台湾しかヒットしないのはいかがなものか・・・。
叔父さんの息子様
地球温暖化が温室効果ガスによるものというのは、まだ仮説の域を出ておらず、
それを否定する学説が数多く存在しています。
むしろ今後氷河期に入って、世界的不作になり食糧不足に拍車がかかるという説すらあります。
Co2を出すのは、石油を燃やすことによってですが・・・
温暖化を叫ぶ勢力は、何か怪しいと思いませんか?
仙台様
ボスポラス海峡は条約によって一応国際海峡でして、
一定船舶の航行は自由ではありますね。
でも潜水艦は、確か通れないはず(実際はどうかわかりませんが)
ほかには、少し間を置いて2010年11月ごろに
ウクライナに手を差し伸べるのも
あからさまですが嫌らしい一手だと思います。
ジョージ・ソロスも手伝ってくれるかも。
子供手当てとか言ってないで、ホントにアイスランドなりギリシャなり買収すべきですね。
円高になれば海外旅行に行きやすくなるとかふざけるよりも、外国を買収するといえばまだ格好つくのに。
アイスランドの大統領が、ヨーロッパが相手にしないので
オバマ大統領にお願いしに行った模様です。
日本に直接来ればいいのに、どうしてアメリカなんかに行くのでしょうか。
アメリカ国債を買っているのは、日本と中国ですよ。
アイスランド支援の分だけ、アメリカ国債を追加で買う嵌めになるのは
真っ平ごめん蒙りたいですね。
アイスランドは商業捕鯨を再開しているそうですから、そういう面でも接近しすぎることに損はないと思います。向こうの人はあまり鯨を食べないそうですけど。
八洲加美世様
はじめまして。
日本人も抗議の意味で「鯨を食べる会」とかしましょうか。
倉山先生
クジラを食べる抗議より、牛肉を食べない抗議の方が圧倒的に効きますよ。
何で鯨は可哀そうで、牛は可哀そうではないのでしょうか。
脳髄にハンマーを打ち込まれ肉にされる牛たち・・・。
生きる者の命を奪う業から、逃れることなどできないのに。
オージービーフとアメリカンビーフはごめんですね。
マクドナルドに恨みはないですが、あのキャンペーンをやっているうちは、
いかないようにします。
アメリカ人「鯨は賢くて、可愛くて、人間に近い動物なんだぞ。鯨を食べるなんてかわいそうだ!」
日本人「それならアメリカ人を食べることにしよう。」
アメリカ人をオーストラリア人にしても意味が通じます。
『世界の日本人ジョーク集』を基に。