吉野作造なら、今の日本維新の会をどう評論するか(倉山塾メルマガより)

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次のゼミナールは関西支部!
題名:「皇室のキソ~皇室を守る五つの大原則~」
日時:7月9日(日)14時30分~16時30分
場所:大阪府大阪市淀川区宮原4-1-4 6階
料金:一般3000円 学生1000円
お申し込みはこちらから。
https://kurayamajuku-kansai20230709.peatix.com/
※塾生でなくても参加できます。
※※セミナー後、会場付近で懇親会(塾長も参加)も開催されます。

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ワグネル、1日ごとに情勢が変わりすぎる。

モスクワに向け進撃→妥協→首謀者行方不明

ただ、事が起きている時は、こんなもの。
現在進行形なんだから、
瞬間的に情勢は入れ替わるに決まっている。
一時期は、日露戦争の「血の日曜日事件」を
期待する向きもあり、
今でも「プーチン体制に亀裂」と
煽りまくる人もいる。

しかし、希望的観測だけ並べても意味がない。
今はプーチンが
如何にダメージコントロールをできるかの段階。
もう少し落ち着いて見極めた方がいい。

それはそうと、偉人の訃報。
大蔵省元財務官の大場智満さんが
5月11日にお亡くなりになられた。
なぜかメディアでは
「プラザ合意で円高をやった人」
とだけ紹介だけされる。
大事なのは、翌年の円高不況を
「元祖日銀砲」で吹っ飛ばした人。
その後のバブルはともかく、あれで日本は救われたのは確か。
94歳の大往生。合掌。

さて、本日は日本維新の会の勢いについて。

維新は公明党が議席を持つ関西の小選挙区で
候補者を立ててこなかったが、
次の衆議院選挙で立てると宣言。
そして、大阪では候補者の予備選を行うとも。
国会議員候補者の予備選は、
救国シンクタンクでも
政党近代化の重要な要素として提言し続けてきた。
馬場代表は
「色々考えたけど、難しい」と言っていただけに
ある意味で実験か。

ということで、本日は
「吉野作造なら、今の日本維新の会をどう評論するか」
について。
実は、吉野が明治末期に始まる
大正リベラリズムの時代から言ってたことを
今の維新がやっていたりする面もある。

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「吉野作造なら、今の日本維新の会をどう評論するか(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. 民主主義、権力の源泉は民衆からの支持,,,
    だけど、候補者が密室で決まり、投票したい候補者がどの政党にもいない。そんな状況が日本の民主主義の現状だろう…
    政党が執行部の決定に党員が従うしかないような官僚的な組織になったら、共産主義、寡頭政治になってしまう。
    党内の候補者予備選の過程で多様で闊達な議論、予備選候補者が開かれた場所で政策提言や政治思想の表明を行う。
    公職議員選挙期間での各政党間の討論は意見や立場が対極的なものになりがちだし、時間も限られていてしっかりとした討論が聞けているとは言い難い。
    予備選で活発な公開議論が行われ、民衆の支持を得た候補者が議員になるという民主主義が機能する当たり前のことなんだが、そういう日本の民主主義が甦ることを期待したい。

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