政治と関わる方法

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 国民が政治と関わる方法。

 文明国の場合

 一、選挙を通じて、代表を国会に送る。

 二、裁判を通じて、自分の権利を守る。

 中国の場合

 一、偉い人に賄賂を贈って便宜をはかってもらう。

 二、暴動を起こして、気に入らないものを破壊する。

 世界八十二カ国で「格差暴動」が起きているらしい。

 日本で起きていないのは、美徳があるからではなく、長期デフレ不況でヘたれているだけでしょう。

「政治と関わる方法」への14件のフィードバック

  1. 久々にコメントさせて頂きます。
    (毎回記事は読ませて頂いてるのですが、コメントがパソコンからしかできないもので)

    格差デモ(暴動までは至ってないはず)は日本でもやっておりました。
    テレビでもちらっと報道してました。
    「反貧困」とか掲げてたので、例によってあっち方面な感じの方々な気がしますが。

  2. 拙者の愛用しておる現地の英漢詞典(高校生とか大学生が使っている)

    elect

    の例文

    He has been elected to Parliament.

    選ばれた」という例文しか載っていない。しかもさりげなく。「選ぶ」という例文は出てこない。

    なぜなら、この辞書を使うものは「選ぶ」ことは無い(はず)だから。

  3. 壮月さま

    おそらくはじめましてだと思います。かしわもちと申します。
    「反貧困」どころか、関係ないメッセージまで、プロ市民の塊だったようですね。
    そもそもデモコースがいつものコース。
    経団連前とか、日銀取り囲むとか、もっと芸がないと。
    せめてアンチ資本主義ならば、銀座・新宿でやればいいのに。
    お金を持っているシナ人であふれる歩行者天国の銀座を、
    毛沢東語録を掲げて、パレードすれば北京の皆さんもお喜びになられることでしょう。

    倉山先生
    残念ながら日本は文明国ではありませんよね。
    なぜなら、その2がないからです。
    最高裁判所は国民の権利など守りませんから。
    先生の「誰が殺した日本国憲法」を読むと、よくわかります。(宣伝)

    さて、みなさんは私はTPPは賛成ですか?
    私は心の中で今1対1の五分です。
    そもそも、「TPPの中身知ってます?」と聞いて
    「知ってますよ」と答える人は、おかしいです。
    この中身は、交渉に参加しない限りわからないことになっており、参加国は発効するまで秘密を保持しなくてはならないのです。
    (もちろん関税撤廃を目指すことや、項目程度は明らかになっています)
    ですので、交渉がはじまっても、基本はみな「ノーコメント」といわなくてはならないのです。
    そんな秘密交渉の詳細な中身を知っているとすれば
    1、はったりである。もしくは2、スパイである。のどちらかです。
    もっともスパイは、軽々しく教えはしないでしょうけれども。

    さて私が「1対1」の理由を記します。
    反対する理由は、そんな秘密交渉に命運を預けられるような、信頼できる政府とは、今の民主党政権は程遠いから。
    賛成する理由は、そんな能力のない政権に支配されるより、TPPに参加して、アメリカに支配される方がよっぽどましだからです。
    まあ、自分でできるデフレ解消も、円高解消もしない政府ですから、
    信頼せよというのも無理な話でしょうなあ。

  4. 大陸浪人様

    北朝鮮の辞書には、そもそもelectという単語自体が載っていないですよね。

  5. かしわもちさま

    elect ありまするよ〜。偉大なる主席が「選ぶ」っていう例文!

  6. 欧米で広がる各国の反格差デモの背景を考えると、新自由主義の終焉であって、まさに歴史的な審判と岐路の上に立って、新しい世界経済体制の不安と期待の真っ只中で混沌としているように思います。
    行き過ぎたグローバル化の対極としてブロック化、ナショナル・エコノミー化の方向に進むのでしょうか。
    何れにしても、米国の相対的な国力の低下は明らかですし、かしわもちさんの仰るTPPへの議論も深まることを期待していますが、期待に反して大メディアでは既定路線の議論に終始しているようです。

    かしわもちさま
    ちょっとだけ追記させて頂くと、まず、TPPは2006年から既に運用を開始しており、日本は既に動いている組織に後から入れてもらう立場ですので、大体の路線と主な条文は理解可能と思いますし、TPPメインアグリーメント原文(NZ政府Webサイト:英文)
    Text of Original Trans-Pacific Strategic Economic Partnership を見ると正体の分析と把握は可能と思います。
    ですから、世のTPP論が全てはったりだと論じるのは聊か乱暴ではないかと思います。
    仰りたい趣旨は十分に理解できますが、議論に参加しないと中身も不明とする誤解と故にまずは議論に参加しないとという世論へミスリードを招くのではと感じたので少しだけ追記しました。
    一度話し合いに参加して逃げ出せるなら、その交渉者の交渉能力は相当なレベルでしょう。
    http://www.mfat.govt.nz/downloads/trade-agreement/transpacific/main-agreement.pdf

  7. 壮月様
    お久しぶりです。
    今の日本の左翼は、レーニンの言うところの「人民の敵」ですからねえ。
    レーニン自身がそうなりましたが。

    かしわもち様 大陸浪人様
    砦名物、レス漫才。笑

    せめて米国の植民地の現状を維持できるかという状況ですが、中国の自治区になるのを阻止せねば。

    佐伯様
    漫才に加わっていただきありがとうございます。
    今回のやりとりのような知的で和やかなレス合戦が好きです。

  8. 拙者はかしわもち様同様に
    賛否の前にTPP賛成論を言える、そもそもの国際的な当事者能力資格を我が国が欠いている、と思います。

    多国間交渉をまともにできる能力が、日本に無い。従前もなかったし、今もあるわけない。加えて、多分野にまたがる包括複数案件になるわけで、これを意思決定できる統治能力がない。

    害務省や罠腫蕩に、その能力を期待や信頼する方が可笑しい。

    「TPP入ったけど、国内意見がまとまらず、結局何も言えなかった。」
    「○○省の総意は××だから、提起しないほうがいい。」
    「交渉での妥結に○○グループが反対だから見送りが賢明だ。」
    「交渉相手がテーブルにつかなくなるので、まず妥協が必要。」
    「まず妥協することが、TPP交渉の入り口。呼び水。」
    「日本が主張をくり返すことで交渉がまとまらなくなる。」
    「交渉がまとまらなかった場合、日本に対する責任論が出かねない。との指摘があります。」(国営放送)

    これら台詞が絶望的なほどに耳ダコ。

    嗤うのは容易いですが、時だけが過ぎていきます。いずれ来る運命の時は迫っていると思うのですが。

  9. 我が国のTPPに関して意思決定をする統治能力の欠如というご意見、僕も同感です…残念ですが。
    そして、TPPの世論煽動が始まると無性に気になって仕方ない現象が起こります。
    その現象とは、所謂親米保守派と呼ばれる論客が揃ってTPP賛成を表明し、反対派を糾弾するかのような過激な論文公表やヒステリックに批判する現象です。
    知名度の高い保守派論客の盲信的な論文と極端な例では、米国と中共のどちらが信頼できるのかというあまりに浅はかな二極論で論じたり、農業や利得団体批判にすり替えたりと具体的なメリットとデメリット等を論じる理性的で冷静な議論が全く成立しない状況になると感じますし、TPP以外の事例を批評する姿とのギャップに僕は驚きます。
    なぜかTPPを論じる時には、朝日から産経、右から左まで論調が一致する不思議な現象に絶望的な気分になります…皆さんは、如何ですか。
    構造改革路線の延長=TPPと考えると納得できるのですが、震災復興が最重要課題である今にあって、これまでの構造改革に同調する人とは、恐らく効率優先の市場開放=グローバリズムに共感する人でしょう。
    この路線、効率を最優先し市場原理主義に共感する人に、東北と云う地にコストを賭けて先ずは復旧し、この地域を復興すると云う発想が生まれるのでしょうか。
    僕が残念に思うのは、この復興と云う日本人の命題に逆行するかのような言論や行動が後を絶たないことに尽きます。

  10. 漫才でなく真面目なやりとりを続けてみましょう。
    もうひとつ、あまり気付いていないことですが、どうして日本が来月中旬のAPECまでに参加の意思のあるなしを示す必要があるのか
    これはアメリカのオバマ大統領の都合に他なりません。
    失業の恨みがウォール街のデモにまで発展したアメリカで、オバマの支持率は危機的なほどに低く、再選に黄色信号がともっています。
    失業を改善できる政治的成果として、TPPの成功が不可欠なのです。
    しかし日本がごくごく冷静に見れば、このようなTPPに焦って乗る必要はないと思います。
    アメリカ大統領選挙が終わり、次の(おそらく共和党の)大統領が選ばれてからでも遅くないでしょう。
    TPPでなくてもFTAを2カ国で結んでも、なんの問題もありません。秘密交渉にする必要もなく、
    2カ国で自由にアジェンダセッティングできるわけですから。
    もっというとそのほうが、TPPで10カ国の意見調整をするより圧倒的に早く物事が進むでしょう。
    WTOはシアトルラウンドから見ていますが、参加国が増えれば増えるほど合意に時間がかかりますから、
    早い成果を得るなら、TPPにこだわらず、2カ国間のFTAかEPAで十分です。
    FTAやEPAではだめな理由を知っている人はよろしければ教えていただきたいのです・・・。
    面倒くさいからという外務官僚がいいそうな理由はだめですよ。

    佐伯様
    リンクありがとうございます。
    いただいたリンクのものは第1次TPPつまりP4のものですよね。
    フィロソフィーは同じだと推測されますが、
    条項をこのまま鵜呑みには当然できず、大幅に変わると私は予想しております。
    怖いのはこの文書を持ち出して、「ほーら、怖くないでしょう」と
    だましに掛る人がいることです。
    民主党でもごくごく良識的な人は、P4とこれからの新TPPは全く別物だと正直に言っております。
    P4合意書の内容の扱いにだまされないようにはしたいですよね。

    また佐伯さんがおっしゃられている通り、ブロック化が進むのは間違いないないでしょう。
    世界恐慌・ブロック化・経済の封鎖・戦争。
    同じ流れをこれから15年から20年かけてすることになる、そんな予感は当たらない方がいいのですが・・・。

  11. では私も漫才ではなく真面目に。

    大陸浪人様
    >多国間交渉をまともにできる能力が、日本に無い。従前もなかった
    石井菊次郎、安達峰一郎、佐藤尚武、松田道一、松平恒雄、小幡酉吉などは?
    特定の時代と赴任地域に集中しているのが自分でも気になりますが。
    以上、わざとネットの載っていない情報だけで書きました。

    佐伯様
    >所謂親米保守派
    たぶん同じ人たちを創造していると思いますが、私はこの人たちを媚米とか拝米と呼びます。
    私はTPPの起源を日米繊維交渉に求めるのですが、世間的には異端でしょうね。(自覚)

    かしわもち様
    こういう時は、「外交のことは通産省にお任せアレ。間違っても外務省を関わらせるな」だったのですが、今は昔の物語となりけり。
    この話題でTPPの話に持ってイッタかしわもちさんに教えて欲しいのですが、TPPって日銀法改正(増刷)よりも重要なのですか?
    (断固としてTPPには発言しないつもりの私)

  12. かしわもちさま
    オバマさんの都合…その通りですね。
    オバマ大統領の一般教書演説を聞くとそのまま正直に答えてくれてますから。
    ところで、我が国の最重要課題は如何に増刷するかに尽きるのですが、そんな中、日本国民には、大増税(路線)をし、被災地東北には何か月もかけてちまちま小額の復興支援をする一方で、韓国に出向いて、迅速かつ5.4兆もの巨額な外貨支援を速効表明する政府って一体…食欲さえなくなります。

    倉山先生
    >TPPの起源を日米繊維交渉に求めるのですが、世間的には異端でしょうね。
    レスありがとうございます。
    異端ではなく、本流にしたいものです。
    それと、レスなされたお時間から察するに随分多忙なご様子…お身体ご自愛下さい。

  13. 砦主の指摘どおり、相当なる見識の人名が出てまいりましたが、
    拙者が指摘したかったのは、
    多国間外交を切り盛りできる人材がいたとしても、個人芸に依存したにとどまり、結局は組織的・国家的な動きや力にほとんど還元されえなかった(としか思えない)点です。それゆえ、二国間はまだしも、多国間外交の能力に関し当事者資格に疑義を呈した次第。
    証左として、足を引っ張った阿呆馬鹿の人名は飽きるほどに論うことができましょう。

  14. 佐伯様
    明日は仙台日帰りです。何のために?仙台竜三さんに聞いてください。www
    たぶん、「増刷期成同盟」の準備会でしょう。

    大陸浪人様
    >相当なる見識の人名
    とおわかりいただけるだけで、貴公の知識も只者ではなく。www
    誰か外交史の教科書、書かせてくれないかな。

    そんなことより、
    >個人芸に依存
    最近だと斎木昭隆先輩ですね。

    >足を引っ張った阿呆馬鹿の人名は飽きるほど
    実名挙げたほうがよいのでしょうか、自粛した方がよいのでしょうか。

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