実は立憲が「何でも反対」してくれるのが盤上この一手(倉山塾メルマガより)

LINEで送る
Pocket

1月のゼミナールがオーディブックになりました。
https://kurayama.base.shop/items/71653409

倉山塾ショップです。
https://kurayama.base.shop/

—————————————-

おかげさまで順調に売れています!
決定版 皇室論 – 日本の歴史を守る方法

—————————————-

金融緩和を続けるのか、修正するのか?
これ、二択じゃなくて、順番の問題だと
理解していない人が多数では?

もともと「異次元の金融緩和」は
2年でデフレ脱却したらやめる前提だった。
それが消費増税の悪影響を打ち消すために
追加緩和、そして継続しなければならなくなった。

当然、異常な政策なのだから歪みも生じる。
いつかはやめねばならない。
それを「正常化」と呼ぶ。

しかし、「何十年も不況」という
異常な状況を克服しようと
異常な政策を採ってきた。
異常な状況を克服する前に
早すぎる正常化はすべてを台無しにしかねない。

だから順番の問題であり、二択ではない。
このまま植田総裁になったら、
早すぎる正常化をしないよう
監視しなければならない。
逆に言えば、国民の腕の見せ所。
今度の総裁は、日銀と
首相官邸(国民世論でもある)の
両方を見ながら運営する人だと思われるので。

さて、こんな状況の時に
「立憲泉代表、金融緩和修正なら賛成も」
とNHKが報じたと伝わっている。
本人や党が強く発信している訳ではないし、
報道原文でも

「『異次元の金融緩和』の見直しや
出口戦略をどのように丁寧に進めていくのか、
政策の整合性を見定めて賛否を判断したい」

順番の問題ととれなくもないけど、
二択を迫っているように伝わるに決まっている。
あの党では「玉虫色にするのが良識」なので
大変だなあ、と思うけど。

これを単純に
「経済政策をわかっていない」
と批判するのは簡単だけど、
世の中には表があれば裏もある。

—————————————-

続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/

—————————————-

倉山塾スポンサー番組です。
新シリーズ「皇室史の名場面」

—————————————-

倉山満の著作一覧です。

著作

「実は立憲が「何でも反対」してくれるのが盤上この一手(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. 首相官邸が国民世論でもあるとおっしゃる意味が分からないのですが。
    拙い質問で恐縮ですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA