日本の支配層の考えていること(倉山塾メルマガより)

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決定版 皇室論 – 日本の歴史を守る方法

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単なる民間シンクタンクなのに
提言が公表された瞬間に
円高株安に振れる。
市場は、
「エスタブリッシュメントの意志」
と看做しているからです。

その令和臨調の提言書、読めば読むほど
怒りが湧いてくる。

本来、経済成長は、
新たな価値を生み出そうとする民間部門の
自由な経済活動を通じて実現するものである。
賃金も同様に、
競争環境の中で民間の労使交渉によって決まり、
政府が決定するものではない。
したがって、
経済の停滞や賃金の伸び悩みの一義的な責任は、
必要な投資と事業改革を行わず、
生産性の向上を実現できなかった民間部門にある。

「本来」ではじまる一文は、
そこだけ取り出すと、その通り。
しかし、悪魔も聖書を引用する。
白川方明もアダム・スミスを引用する。

スミス先生曰く、
「政府がマクロ経済に対してできることは、
民の活力を強める環境を整えることだけ。」

経済成長は、
新たな価値を生み出そうとする民間部門の
自由な経済活動を通じて実現する

って、その通り。賃上げだって、
政府にとやかく言われる必要はない。

と、ここで連中の言っていることに
フムフムとうなづいたら、
永遠に舐められっぱなし。

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「日本の支配層の考えていること(倉山塾メルマガより)」への3件のフィードバック

  1. >民間の労使交渉によって決まり、政府が決定するものではない。
    まではあってるとは思います。
    >したがって
    からが、民間に責任をなすり付けてます。。

    これだったら、
    「政治家を選んだのは投票した国民なのだから、政治家には責任はなく、全責任は投票した国民にある」等という理屈も通ってしまいそうです。

  2. ”一義的な責任”とはずいぶんな物の言いよう。この30年の停滞を民間の自業自得とでも?!

    ”民間部門”をがんじがらめにしておきながら、自由な経済活動云々と言ってのける神経が理解できない。エスタブリッシュメントによるダブルバインドじゃないか。

  3. 能力の低い人間ほど、自分は有能だと錯覚し、失態の原因を他者に転嫁したがるものですが。

    元日銀総裁の白川を始め、自分が伸し上がるための政治力だけは凄いですよね。
    財務省のキャリア官僚だって、法学部卒です。チョ~頭の良い人達。御託を並べるのは誰よりも得手。経済の知識も金融の知識も、複式簿記の知識もないみたいだけど(←)

    でも、自分はずっと学部のトップにいたから、「その分野においては無知」というのを認められないんでしょうね。自分は万能だと「錯覚」するんです。その分野の基本を理解している人間から見ると、「裸の王様」に近いんだけど。

    裸でも、政治力で「王様」を続けられるから。威張り散らしていられる。勘違いを続けられる。「国民」に対して責任転嫁を続けられる。

    「王様は裸だ」と、知らしめることが大事。

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