またまた弁論大会の審査委員をしてきました

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 急遽、弁論大会の審査委員をすることに。帝京大学雄弁界主催の全関東大学弁論大会に行って来ました。6月以来です。真剣な議論と活動が強い絆をつくる!美しい伝統を後輩たちが引き継いでくれるのはうれしいものです。

 私が大学生の頃は、「朝から朝まで!」という付き合いを毎週やってました。大学の授業の出席は厳しくなかったですし、バブルのおかげでバイトにだけは事欠かなかったので活動費は何だかんだと捻出できましたし。ちなみに「朝から朝まで」とは下手をすれば金曜日から火曜日くらいでした。毎週土日は関東中の弁論部とか雄弁会とかの名のつく団体が結集して何かの行事をしていましたし、終われば最後は誰かの家に何十人も押しかけて、延々議論、が日常でしたから。

 私はバブル期は日本史全体の中でも、最もどうしようもない時代だったと考えているのですが、それでも「人が大量に集まる、人が集まるから情報が飛び交う、情報が飛び交うから金を稼げる、金を稼げるからまた集まることができる」という文化がありましたから。平成不況になってからは、「とにかく多くの人が集まる」ことの意味がよくわからない、というのがあるということを最近になって発見しました。ちなみに私はバブル期の就職活動の恩恵をまったく蒙らなくなった世代ですけど。

 ということは今はバブル期より悪い時代なのか?と嘆いても仕方がないので、何かをしましょう。私はこういう活動をするようになりました。

 講演なんかで「日本がおかしくなっている。取り返しがつかなくなってからでは遅いと思うけど、どうして良いかわからない。」との声をよく聞きます。

 でもできることはあります。例えば、この砦のレスで意見表明や交換が行われていますが、あるいは疑問を質問してくださるでも良いですけど、それだけで違ってくると思うのですね。

 何となく慣習法的に、学術的な話か愛国的な話であれば何を書いても良い、のような雰囲気になっていますが(笑)。

 この砦をきっかけに、少しでも日本のために貢献できれば、と考えています。

「またまた弁論大会の審査委員をしてきました」への0件のフィードバック

  1. お疲れさまでした。

    私は、残念ながら参加できませんでしたが、今度、学生たちの熱気を伝えてください。

    「今時の若い者は・・・」は、
    何千年前の文献にも登場すると云われますが、

    「今時の若い者は・・・」
    は、若い者と先輩たちと、感覚がずれてきたときに使われるのでしょうが、
    失敗を恐れずに立ち向かっていくのが若さの特権だと思います。

    この日、中川昭一元衆議院議員が急死されました。

    失敗を乗り越えて、政界に返り咲いて、
    これからも活躍してくださると思っていました。
    とても残念です。

    心からご冥福をお祈りいたします。

  2.  私は直接の面識はないのですが、中川さんつきあいやすい人だったらしいですねえ。ご冥福をお祈りします。

  3. 「曲がり角論・冬の時代論」というのもよく耳にしましたが、今にして思えば永遠の曲がり角、無限ループだったのかもしれません。

  4. 「数は力」田中角栄のことばですね。
    数は確かに強大な力です。そしてそれをより強力にするのが人脈の多角化だと思います。
    「友達の友達は他人」ではなく「友達の友達はやっぱり友達」という状態に持っていけることが強大かつ強力な「数の力」を最大限に引き出せることではないかとここ最近気づかされました。
    これが日本を良い方向へ持っていく一つの方法にもなるのではないでしょうか。

  5. 中川氏は、酒さえ飲まなければ真面目で人望もあって頭も良い人だったらしいですからね。酒で身持ちを崩した人なんていくらでもいますが(←人のことは言えませんが(^^;)ヾ)、いずれ自民党がどこぞのカルト宗教政党と手を切った上で民主党と渡り合える状況を作ってくれたときは必ず中心人物として復帰するだろうと思ってただけに、惜しい人を亡くした気がします。
    ご冥福をお祈りします。(−人−)合掌

    追記:アル中を治したい人は医者に相談しましょう。あれは「病気」なので気合や根性で治るものではありません。

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