本日の倫理法人会「経営者モーニングセミナー」、超満員でした。朝早くからお越しくださり、熱心にお聞きいただいた皆様、ありがとうございます。今後ともお気軽にお呼びください。朝6時入りの10分前にもう行列ができていたのにはびっくりしました。日本社会を何とかしたい、その為には勉強せねば、という意識の高さに感動しました。あまりの人数に名刺が足りず、申し訳ありませんでした。
さて、題名こそ「そもそも憲法とは何か」で、「日本国憲法の条文だけが憲法ではない」という主張は変わらないのですが、ではどういう風な切り口でいくか、憲法がいかに我々の生活と関係があるか、という個々の論点に関して、毎回全く違うかのような話になっています。
今回ですと、
なぜ小沢一郎は内閣法制局を敵視するのか?単に司法試験コンプレックスで説明できるのか?
そもそも内閣法制局とはどういう人たちなのか?
民主党の官僚政治批判における、財務省の位置付けは?歴史的背景から。
憲法九条を改正すれば核武装も拉致問題の解決もできるのか?
などについてお話しました。町田経済同友会会長をはじめとした地元経済界の重鎮の方々や年齢の若い方々など、皆さん熱心で、こちらも調子よくお話できました。
多くの方々が、「日本を良くしたい。その為に何とかしたい。」と思っているようです。同じような声は各地で聞きます。そこで、下記のような催し物を、わたくしの「帝国憲法講義」を主催していただいているQOLではじめます。私も前座でしゃべります。宜しくお越しください。
日本の経営を改善する青年の会(仮称)
日時:10月27日(火)18時30分〜20時 その後懇親会。
場所:東京都新宿区高田馬場4-4-13 NSMビル3階会議室
※定員三十名の部屋です。お早めにお申し込みください。
内容:吉住健一東京都議会議員「自由な議論と青年〜東京から日本を救う〜(仮)」
倉山満国士舘大学講師「知識ゼロからの憲法九条」
※いずれも質疑応答を中心にする講演と講座です。
会費:社会人一口1000円、学生一口500円
※今後、続々と著名人による講演を予定しています。
日本の今の状況に対してとあるサークル会員は、
「動物的な感じで怖い」
と言っていたことを思い出しました。
でも恐怖におののくだけじゃダメだと自分も含めて思うんです。
自分にできることってなんだろうかと思う今日この頃です。
自分にできることはなんだろうか?
>シバッティ様
悩んでるだけで充分ですよ。その悩みこそが「自分にできること」なんだと思います。あとは、その悩みをより多くの人々と分かち合い、その叡智を結集していくことではないでしょうか。
吉住健一先生は新宿区議会議員のときから存じ上げていますが、私が注目している若手政治家の一人です。本当に東京を愛されている方で、出身地の関係上とかくアンチ東京意識をむき出しにすることの多かった私に対して真っ向から反論して下さったことも何度かあり、東京都の行政を預かる人物としては適任者だと思います。
私は遠方に住んでいるので参加できませんが、どういうお話をされるか楽しみです。あんまり言うとプレッシャーになるかもしれませんのでこのぐらいにしておきますが。
当日参加された皆様は、こちらでのご報告もお待ちしています。
〉シバッティさん
「自分のできること」
確かに悩むことですね。私たちのできることは今この日本の現状を一人でも多くの人に伝えることではないでしょうか?
一人が二人に伝えその二人がまた他の二人伝える。そんなことを続けていたらやがてそれをムーブメントとなり日本を変えるのではないでしょうか?
ムーブメントが起きるときは誰か火付け役がいるわけです。
われわれが倉山先生を中心にそのムーブメントを起こせば良いのではないでしょうか?
私が十二時間の眠りについていた最中に、人生相談が。。。(笑)
では、誰でも今すぐできることを三つ。
一、この砦を毎日見る!
二、この砦の存在を少しでも多くの人に知らせる!
三、みんなで、この砦に書き込む!
数字が大きくなるほど難しくなるかもしれませんが、一はやる気だけが問題です。
何か恐いけど、何をどうして良いかわからない。そもそも今、何が起きているかがわからない。そんな日本人の不安に答えねばと思い、この砦をはじめました。
トヨタで有名になり、英語にもなっている、
「改善」って、日本の価値観をすごく表していると思います。
日本には、建国以来、これまで革命は一度もないのです。
ただ、改善、改良が繰り返されてきただけだと思います。
今自分が何をしているか、自分に何ができるか?
その問い自体が、答えなのではないでしょうか。
ケネディ大統領が就任演説で、尊敬する上杉鷹山の言葉を意訳して、
「あなたのために、国が何をしてくれるのかを問うのではなく、
あなたが、国のために何ができるかを問うてほしい」
と、演説しました。
「国のために何ができるか」
今はまだ、見つかっていない、あるいは明確ではないかもしれないが、
問い続けること、行動し続けることの先に、
気づけば実績になっているのではないでしょうか。
今はとにかく、コンピューター付きブルドーザーのように、
熱い心と、冷静な頭脳を持ち合わせて、勇気を持って突き進もう!
倉山さん
藤沢秀行です。先日は有難うございました。
品性と落ち着きのある雰囲気の中で話が出来る事、嬉しく思います。
12時間の眠りというのは、相当ですねwwwwwwww。
結構疲労がたまっていたのでしょうね。
季節の変わり目ですので、お体お大事にしてください。
ご活躍の場が拡大されているご様子で、何よりと思います。
更なる発展を期待しております。
講演とか取材は仕事が仕事を呼ぶ面もあると思われますので、ある点を境に一気に火がついて大ブレイク・・・なんて事もあるのかもしれませんね。
(以下、思った事をそのまま記載してあります。今日の話とは関係ない部分もありますが、今日の話でしたらまあとも思われますので、ご容赦ください)
倉山さんが言われるとおり、歴史についての理解を深める意味は、目的を見つけにくい現在の状況において、より大きいのでしょうね。
学校(高校まで)における歴史の授業がいかに形式的で中身の薄いものであったかを改めて思います。
話は変わりますが、倉山さんも以前取り上げてました小室直樹氏、私はこの人のことが学者として結構好きです。
学生時代は読みやすさもあってこの人の本を手当たり次第読んでいたのを思い出します。
氏の主張そのままの引用で多少気が引けますが、「大東亜戦争の「勝因」(勝てたかもしれないシナリオ)を研究せよ」と、「日露戦争の「敗因」(負けたかもしれないシナリオ)を研究せよ」、というのがあります。
(ご存知の方も多いとは思いますが)
そこに現代の問題をとく鍵がある、(それを怠ったから戦後の経済戦争も同型の軌跡をたどった)というのが氏の主張です。
お察しの通り、官僚機構の分析に話は進んでいくのですが・・・。
「日本の敗因(講談社α文庫)より引用」
私自身は、色々問題はあるにせよ、結構素朴に民主主義の価値を信じている方です。(このサイト向けに一応断っておけば、天皇制に異を唱えるつもりはありません)
「官僚機構を打破し、自らの手で民主主義を確立する」、これを早く実現するためにも大東亜戦争には是非とも勝っておきたかった。そう思うのです。
(負けたから官僚機構は温存され、くだらぬものを押し付けられたという意味です)
そう思えば、この時代に生きる意味も案外あるのかもしれませんね。
日本に生まれてよかった、そう感じていたいと思っています。
それではまた、宜しくお願いします。
>藤沢さん
>「官僚機構を打破し、自らの手で民主主義を確立する」、これを早く実現するためにも大東亜戦争には是非とも勝っておきたかった。そう思うのです。
(負けたから官僚機構は温存され、くだらぬものを押し付けられたという意味です)
面白い見方ですね。敗戦・占領によって、日本が日本として本来歩むべき道筋を踏み外したまま今に至ってしまった、という感じは確かにしますものね。