権力と先例 第11話 古代史家なら全員が知っている男系と女系の意味(倉山塾メルマガより)

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場所:大阪府大阪市淀川区宮原4-1-4 6階
料金:一般3000円 学生1000円
お申し込みはこちらから。
https://kurayamajuku-kansai20230709.peatix.com/
※塾生でなくても参加できます。
※※セミナー後、会場付近で懇親会(塾長も参加)も開催されます。

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なぜ皇位を男系継承に限るのか。

易姓革命だと権力を持てば誰でも皇帝になれる。
皇帝になる資格者は無限。
帝位継承者がいなくなることはない。
だから世の中が乱れ、人々が困る。

それに対して我が皇室は、万世一系。
皇統に属する男系子孫しか皇位に就けない。
天皇になる資格者は有限。
だから世の中が乱れず、人々が幸せに暮らせる。
その代わり、常に皇位の継承は不安定。

なぜ不安定か?
絶対に子供が生まれる技術が無いから。
ついでに言っとくと、
皇位継承範囲を女系に拡大しても
絶対子供が生まれる技術が無いんだから、
絶対的安定は無い。
これはさすがに、女系天皇容認論者でも
よほどのおかしな人でない限り認める。

そもそも女系を前提とした女帝は
天皇と皇后(お世継ぎづくり)の
両方の仕事をしなければならない。
そして、男の側室なんて
皇位継承に何の役にも立たないから、
いたことがない。

こういう論理的に誰もが共有できる事実を前提に
昨日に続き継体天皇のお話し。

第26代継体天皇は
当時の直系が途絶えた時に、
苦労の末に即位された。
だから多くの妃を迎えた。
そして皇子に恵まれた。

今度は、「皇族が多すぎて困る」になった。

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続きは倉山塾メルマガで。18時配信
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