公文書管理と骨太

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森友で公文書管理が問題になっている。

安倍内閣としても重視しているようだけれども、ツボは一つ。

国立公文書館(こくりつこうぶんしょかん)の実態が、「こくりつこうもんじょかん」であること。いっそ、「公」の字もとっていいくらい。

どういうことか専門的すぎるので、解説は省略。リクエストがあれば、7月の帝国憲法講義でやろうと思う。

公文書管理に関しては、福田康夫元首相を招いて委員会か何かを作ってけんとうしてもらったらどうだろうか。何せ、首相在職時に二度も国立公文書館を訪問するような方で、政権の至上命題が「公文書管理」という空前絶後の総理だったので。

それとこちら。

政府「骨太」素案 弱体財務省モノ言えず セクハラ、森友…財政再建に影

まあ、産経だからねえ。とりあえず末尾を備忘に。

 同省OBはその弱体ぶりを「かつてでは考えられない」とため息をつく。22~24年当時次官だった勝栄二郎氏率いる財務省が民主党政権に影響力を及ぼし、消費税増税法案を成立に導いたのも“今は昔”。財務省の凋落(ちょうらく)で財政再建の遅れは避けられそうにない。(山口暢彦)