記録として観想を残しておく。
細谷雄一(慶応大学教授、43歳)
集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定
http://blogos.com/outline/89710/
まず大前提。
細谷教授は、今回安倍内閣が召集した安保法制懇の有識者の一人。
「集団的自衛権に関する解釈変更」を実質的に議論した一員。
学界では若いころから切れ者として評判だった。
ついでに言うと、私も一度だけお会いしたことがある。
向こうは絶対に覚えてないだろうけど。
というのは、細谷さんは
慶応→院→就職・教授へ一直線
の超〜エリートコースで、
私は明日をもしれないただの院生。
“身分が違う”の一言。
はっきり言うけど、貴族と平民。
言ってしまえば、初対面で私が絶対にたどりつけない地位にいたのです。
さて本題。
件の論文、私が注目した点によって要約すると?
・これで戦争になるとか言っている奴、大丈夫?話にならん、論外。
・むしろ過大評価なんですけど。本当にそうなるなら防衛費倍増が必要。
・今回の議論は国際法と乖離した非常識な話なんですけど。
・それもこれも法制局が、普通は集団的自衛権にならないものを勝手な分類をしてできないようにしたから。
・大体、法制局は1960年代までは行使できないなんて言ってないだろ?佐藤内閣の国会対策からでしょ?
私も同じ整理をする。
政府の関係者なのによくここまで書いた、という内容。
『ウェッジ』でゴミのような論説を書いていた「某有識者」とは大違い。
そして、細谷教授が件のブログで書いている内容は、
見事なまでに何一つ通っていない。
それなら「高辻正巳を名指しで攻撃しろよ」と言いたいが、それをやるとなぜか二度と政府からは呼ばれなくなる。
学界の人間は、「倉山満」のようになりたくない。
これは100%保障できる。笑
そこでふと疑問。
「倉山満」のようになりたくないから日和った態度で、正しいことが通らない(今回の細谷教授が日和ったとは思わないが)。
「倉山満」とどちらが幸せなのだろう。。。
ちなみに、この件に関して「倉山満」の定義は明かさない。
現在進行形なので。
一言だけ本音を言うと、
「倉山満」という生き方を選んでよかった♪