先日の西田参議院議員への古谷財務省主税局長の答弁。
西田昌司「参議院予算委員会 質問 2012.4.4」 45分くらいからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=SzA9bRZ1sKg
霞が関ではほとんど知られていないようですね。
伝えると「えー?本当にそんなこと言ったの?「勇気ある!」という反応です。
皆さんも大拡散してください。
西田議員の質問
「デフレ下で増税すると税収はどうなりますか?」
古谷局長(徴税の責任者)の答弁
「減ります」
「影の総理」とか「独裁者」とか言われる人に逆らうことを、外部で堂々と言ったわけですから、これは国士認定して良いのでは?何なら、さっさと勝次官には引退してもらって、
古谷一之財務事務次官
を一刻も早く実現する方向で如何でしょう?
では同期で次の次官と目されている真砂主計局長は?
主計局長になりながら次官になれなかった戦後五人目の人?
うーん。それは可哀そうだから総理大臣にでもしてあげなきゃ、、、
というのは福田赳夫の時代で、今の財務省にそんな力はありません。
しかし、民主党ならともかく、維新回天内閣ならば用意できる椅子があります。
真砂靖財務大臣
どう考えても民主党歴代財務大臣の誰よりもマトモでしょう。
藤井裕久、菅直人、野田佳彦、安住淳
何か眩暈してきた。。。
さらに大事な人事が日銀総裁。
もちろん
武藤敏郎日銀総裁
維新回天内閣がこれをやったら、世界中が「とうとう日本が景気回復に本気になったのか」と怯えると思う。
武藤日銀総裁(昭和41年入省)
真砂財務大臣(昭和53年入省)
古谷財務次官(昭和53年入省)
戦前、井上準之助に仕えながらも、高橋是清が自らの後継者にと主計局長に留任させたのが藤井真信です。
帝人事件で次官に昇格した一か月後に大臣になったので、ほぼ主計局長から大臣に直行のようなもの。
昨日までの同期の上司となる訳です。何の問題もない。
戦前には元官僚を政治人事で登用することもしばしばあります。
これを今やって悪いという人は、是非「安住淳現財務大臣と真砂主計局長の二択」に答えて欲しいものです。
財務省としてもレクは不要だし、政治に振り回されることもないし。
ついでに勝現次官が居座っているので、下の人事が詰まっているし。
単なる思いつきなので気にしないでください。
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