中井元拉致担当大臣の「例の件」に関して。・・・不吉なことなのであえてこういう書き方。
実はやじったのではなく、「つぶやいただけ」とか、「殿下に対してそんな言い方をするはずがない」とか、「結局、みんなの党のええカッコウしいだろう?」とか、今日当たりには風向きが変わってしまったようですが、二言。
まず、みんなの党に反感を持つ気持ちはわかりますよ。特に日銀法改正案を何の根回しも無く提出したというのはよくわからないです。民主党内全員がデフレ脱却に賛成な訳ではなく、権力の中枢の人たちは頑強に反対で、藤井元財務大臣を前面に押し出して(パシリとして)、必死に党議拘束のかかる出し方をさせないように抵抗している訳ですから。「国会に提出されている法案を議論すればよい」という理屈は通らないです。なぜなら、デフレ脱却反対派が「ヨッシーのスタンドプレーに我が与党が付き合う必要はないし、してはいけない」と中間派を説得する大義名分を与えてしまったので。まあ、これは1月の通常国会開幕までが勝負ですけど。
いきなりわき道に長くそれましたが、本題の方のもう一言。
中井議員が当日どういう態度をとっていたかは本当のところは私には判断できません。ただし、報道でもれ伝わってくる内容、上記の弁護論などを聞いているだけで判断はできます。少なくとも、陛下と殿下がおわす儀式で私語をした訳ですよね?それは認めていることになりますね。
それだけで、何らかの懲罰に値するでしょう。
例えば、私も神社などの儀式に参加することがあります。神主さんが祝詞をあげていたり、お神楽を奉納している時に「早くしろよ!」とはつぶやけませんよ。あるいは儀式がはじまる前であっても。仮に態度の悪い人がその場に同席していたとしても、目配せとかで促すことはあっても、言葉を発してはいけない時間と空間ですから。
会社の社長朝礼とか、学校の入学式なんかで同じことをしたらどうなりますか?
畏れ多くも、陛下と殿下がお出ましいただいた場所で私語をできる感性というのがよくわからいというか、気持ち悪いです。中井さん、皇室に対する「畏れ」の感性があれば、私語はできないはずです。「恐れ」でも「怖れ」でもない「畏れ」、これがないと「恐怖」しか残らなくなりますから。
学級崩壊させる子供とか、成人式で騒ぐ「コトナ」を思い出したのは私だけでしょうか。
意外と長くなってしまいました。。。二言が。