アキエ・アントワネット

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本日18時から、安倍総理大臣閣下の記者会見があるらしい。

開口一番、妻の不行跡を土下座して詫びるところからはじまるのだろう。総理殿は既に自粛は呼びかけていたはずだが、奥方は芸能人を集めて宴会をしていたらしい。まさに、アキエ・アントワネット。

国民に何かをお願いしたいなら、まずは自分の妻に言うことを聞かせてからにしては如何か。

さて、東京都では小池百合子都知事閣下の要請で、戒厳令が敷かれていると聞いた。不要不急の外出は禁止されているらしい。

ただ、日ごろは家に引きこもって仕事をしている私だが、人前に出る仕事もしているので、「一か月に一度は来て欲しい」と言われているので、行きつけの美容院に行った。

しかし、都知事殿の命令がまったく行きわたっていないのか、都営線は普段通りに動いていた。不思議なこともあるものだ。

不思議と言えば、戒厳令のはずなのに道のどこにも憲兵が立っていない。外出禁止令のはずなのに、人っ子一人いない、ということにはなっていない。銀座も新宿も、人影は「まばらよりマシ」だったが。

美容院はいつもは広い場所に満員なのだが、今日は私を含めて客は3人。しかも、パーマだけなので、ほとんど人と接触することなくすごせた。喚起もよかった。ご心配なきよう。

さて、「不要不急」の解釈。

戦時中の東條英機の如く、「パーマネントはやめましょう」とでも言うのか? 言うならば、法的根拠は? ぜひ、自民党のシンクタンクであるはずの内閣法制局の解釈を聞いてみたい。まさか、「パーマは不要ではないが不急ではある」とか?

ちなみに、イギリスの外出禁止令の内容は明確。

生活必需品のための買い物
1日1回の屋外での運動(同居人以外との接触不可)
医療の享受または提供
家で仕事をどうしてもできない場合の出勤

これに反した場合警察が介入し、それに従わない場合、地裁に送られる。
法律で定めた上で、運用は現場の警察に任せられている。

やるんだったら、無責任にやるのではなく、為政者が責任をもってやれ。中途半端な呼びかけで違反者への私刑を煽るな。

御用言論人どもが生意気に調子に乗った言論人どもが、

権力の濫用、超法規的措置、私刑

を推奨するかのような言論をしているが、その人たちは自分へのテロを甘受する覚悟をしているのだろうか。

なお、感染者が拡大と言うが、死者は50人だとか。では、毎年、新型のインフルエンザが出現するたびに、これをやるのか?

インフルエンザだって、治療薬はある訳ではない。毎年、新型が出現するし、人に感染した時に変異することは日常的だし。

既に安倍自民党内閣の統治能力は、菅民主党内閣よりも低下した。

安倍首相が菅元首相よりも劣っている点を一つ上げる。

菅伸子夫人は大震災の時に国民の神経を逆なでするような真似は一つもしなかった。

アキエ・アントワネット殿は、ご主人を悩ませるような真似は、御控えになっては?