帝国憲法改正案・第三条

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 第一案 天皇は神聖にして侵すべからず。

 第二案 天皇は至尊にして侵すべからず。

 

 第一案は、内容を変えないということ。

 第二案は、内容は同じでも、法学上ありえない解釈をする訳のわからん解釈をする奴らに合わせて用語だけを変えるということ。松本案。

 私としても変える必要がわからない。

 ちなみに『憲法義解』による神聖不可侵の意味。

 不敬行為の禁止、政治上の無答責、国法上の無責任(特に刑法上の責任を問わないこと)、廃位の不可、です。神格化ではありません。

「帝国憲法改正案・第三条」への7件のフィードバック

  1. アグレッションの意味が「挑発を受けたりもせず」ということも含むとか、神聖不可侵が神格化ではないとか、物事は正確に知らないといけないと、つくづく思います。いつもご教示大変ありがとうございます。

  2. 倉山さん
    こんばんは。藤沢です。いつもお世話になります。
    ここの所、少しご無沙汰しておりました。すみませぬ。

    第三条は、そのままで良さそうですよね。
    大切なのは最後の二行の中身でしょうし。

    この後出てくる、特に長い条文がどうなるのか、興味深い所です。楽しみにしておりますので、また宜しくお願いします。

  3. 「象徴神格天皇」は卑弥呼(初代天皇)以来の伝統だろう…
    倭国の大乱で何万の血が流され、和平のために女系天皇(2代目台与「いよ」も女性天皇だ)を立て、祈りと呪いの力で”喧嘩両成敗”した。
    これが”象徴的””神格”と呼ばずして、一体なにものだ?!
    君らが「宝物殿」と思っている聖武天皇の「正倉院」も、「壬申の乱」の後、和平の象徴として建てられたものなんだよ¥¥
    「戦争を辞めよう」って、当時の宝剣「エクスカリバー」や聖武天皇の戦陣衣など、象徴的武器が収められた。君達、まさか、そんなことも忘れてしまっているんじゃないのか?!
    また、「蘭奢待」という香木は戦争を止められなくする”麻薬”なんだよ…足利、織田、明治天皇のその香りに幻惑された結果がどんなことになったかお分かりだね・・・
    それから、創建当時あったはずの砒素(正倉院薬物の一つには雄黄「おおう」があり、これはヒ素と硫黄の化合物)70kgは、戦乱のあった各時代で使われ、今や500gしか残っていないんだぞ。
    いわゆる「明治維新」に反対した孝明天皇は明らかに「砒素と思われる毒物症状」を起こして死亡しており、この毒物が用いられたという噂もあったよなぁ、、、
    まぁ、我が国の「売国天才化教科書」で教育を受けた君ら同志幹部諸君には当然の常識であるに違いない。
    結局、君らの国はシナ事変と太平洋戦争の2方面戦争でもわかるように、大量の血を流すまで戦争をしないと一体化できない「バカ」なんだよ。

  4. こんにちは
    ポツダム宣言の内容について嘗ての政府首脳がこだわったように國體護持こそが帝国憲法の生命線です。こういう歴史事実には特別の配慮が必要だと思います。そのため、第1条から第16条までの天皇条項については極力原文のままとすべきと思います。

  5. ねぼけ猫様
    おっしゃりたいことはわかります。
    二つの両立不能なカウンタープランを出したいと思います。

    案一
    その精神で言えば、一字一句変えずに、逆に枢密院や貴族院を復活させる。もちろん帝国陸海軍も復活させる。条文に合わせて現実を戻す、でも良いと思います。これを憲法復元、と言います。→「だれころ」参照。

    案二
    その精神は、憲法一条から四条までをいじらない、で可能ではないでしょうか。帝国憲法の二大原則はこの四つの条文に集約されていますから。

    いずれにせよ、「条文を極力いじらない」でも「現代風に改めつつ、帝国憲法では存在した文明の精神を取り戻す」でも良いと思います。

    吉野精神で言う、「どっちでも良い!」
    大事なのは、中身だと思います。

  6. 寺小路様
    そういう「用語集」いつか出したいですねえ。

    藤沢様
    >この後出てくる、特に長い条文
    「帝国憲法講義」を聞いているからこそできる質問ですね。笑

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