「久しぶりに敵ながらあっぱれ」という人物を発見した。
日本共産党の大門みきし参議院議員。
ネットでは「にしやんの盟友」と言われているとか(笑)。新自由主義憎しで西部塾で共演したりしている。。。
しかし、それにしても、日本共産党ほど頭が良くて且つ使い方を間違えている集団を私は知らない。
絶対に味方になることはないだろうが、敵にしておくには惜しい人材だ。。。
以下、
2013年3月28日 参・財政金融委員会
要するに、
「日本共産党は速水総裁以来日銀を応援してきたが、黒田さんが総裁になった以上は反日銀だ」
「リフレ派の政治家には自分の持ってる株の事しか考えてない奴がいっぱいいるじゃないか」
「金子洋一のようにまじめな人は別にして」
「黒田総裁の後ろに並んでいる人はみんな敵じゃないか(雨宮とか田中とか)」
とのこと。
正直でよろしい。
以下、文字起こしが届いたので(どこから)、ご紹介。
久しぶりに爆笑して3回見直した。
日本共産党の大門でございます。
えー、黒田さん、よかったですね。今日大体歓迎ムードで。ね。(会場大爆笑)
あの私はちょっと違うんですけれども。
あのこの10年ですね、10年以上ですかね。速水さんの時からもうあのご存知だと思いますけれど、あの当時はリフレ派とはいいませんでしたが、インフレターゲット派とかこうあったんですけど、個々の色々な議員が入れ代わり立ち代わり日銀に対して、国債を買えとか株を買えとか、いろんなこう圧力を掛けて、その時に私はいつも日銀を擁護して(隣の人吹き出す)圧力に屈しちゃいけないということを言ってきて、本当によく日銀擁護派といいますか、日銀派っていうように言われてきたんですけど、まあ黒田さんがなられてからは、反日銀派で(会場大爆笑)頑張ることになるかなと思っております。
で、あの、もちろんそのリフレをおっしゃる議員の中にはですね、金子さんの様に純粋な学者肌の真面目な方もいらっしゃるんですけれど、実は大した話じゃなかったんですよ。そういう質問する議員と普段話すとね、「大門さん物価よりも株だよ」と。「株を上げて欲しいんだ、株を上げなきゃちょっとダメなんだ」と。で、自分も株主だったりするんですね。(隣の人爆笑)落選しましたけれどもね、その人はですね。(爆笑)
或いは、政治の無策・失政を日銀のせいにする、という雰囲気もあったりしてですね、あまり健全な話ではないなと思って見ていたものですから、そういう面もありました。
それと、もう一つはやっぱり基本的な話なんですけれど、財政ファイナンスの問題とかですね、或いはその原因が金融政策もあったかもわかりませんが、金融政策だけではないのに、過度に金融政策でこれを解決しようとすると、ちょっと違う方向のね、ちょっとこうバブルを引き起こしたり、或いは国債の下落の懸念も出るという事があるんで、あまりまともな話ではないのかな、と思って聞いてきて批判をしてきたんですけれど、まあ安倍さんになって、急遽そのリフレの方がですね、一気にその政策になって、で、黒田さんと、こうなっていると思うんですよね。
今言った危惧は未だ持っておりまして、実は日銀の諸君、みなさんとはずっと一緒にいろんな議論をして、おそらくこの後ろに座っていらっしゃる方ほとんどは、私とまだ同じ考えじゃないか、と思うんですよね。(黒田総裁以下、場内大爆笑)実はですね、あの思うんです。
そういう状況だと思うんで、非常に危惧しているところはあるんで、個人的には何も恨みはありませんけど、ちょっと厳しい質問をこれからはですね今日だけではなくってさせて頂きたいと思っております。
財政ファイナンスが禁じ手?
どこから出てくる話なのでしょうか?インフレ下での財政ファイナンスは☓なら理解できますが。政府の持つ通貨発行権との話でからめれば当然財政ファイナンスも有りなんじゃないかとなる話です。もし、まずいのであれば一頃言われた、保有する米国債を担保に日銀から資金調達する道もあります。
それに、リフレは金融政策と財政政策の両輪で進める話のところを金融政策の部分だけで無制限の金融緩和の話に持っていくのは確信犯なんだろーなー。
話を政府と分けて、日銀単独の話としている所に大門みきしの毒を薬と言い、薬を毒と言うコミンテルン的な頭の良さがあるのでしょう。
大門さん、実写版オバQの小池さんですよね。
一緒にラーメン食べたいです(笑)。