政治改革の歴史第12話 実はかなり成功している自民党総裁選改革(倉山塾メルマガ)

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国会が始まり、
もろもろ野党の追及が始まっています。

たとえば共産党は、
森喜朗元首相の証人喚問を要求。
こういうのは自民党の派閥抗争に利用される。
共産党だって、
自民党の派閥抗争を読んでいる。
でも、さすがに共産党に要求されたら、
自民党は意地でもやらないか・・・。

55年体制の自民党一党優位とは、
野党の追及も、
「その人が追及されて利益を得る別の自民党政治家がいる」
という構図になる。

政権を担うのは自民党だけ、という構造だから
こうなる。

今、岸田さんが派閥解消を言っているけど、
それ自体が派閥活動。

自民党は派閥政治で動いてきて、
自民党の派閥は党の中の党のような存在だった。
そうした党中党としての派閥は解消しても、
真の派閥は無くならない。
むしろ、この動きが続けば、
岸田さんが自民党総裁選に再選の芽すら出る。

じゃあ、いったい何が起きているのか?

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