政治を近くする会&重版御礼(6)―誰が日本を滅ぼしたのか

LINEで送る
Pocket

 昨日は「政治を近くする会」でした。
 狭い部屋が満員で御迷惑をおかけしました。
 地元文京区から、若いお二人の区議会議員の先生にお越しいただきました。

田中としかね先生(自民党)
http://www.toshikane.net/

高山たいぞう先生(民主党)
http://www.pwdd.net/t-taizo/

 田中先生とは、「選挙の基本は受験指導にある!」という話で意気投合できました。
 高山先生には懇親会までお付き合いいただきました。ありがとうございます。
 こうして、和と輪が広がれば、と思っています。

 さっそく来週9月1日(水)から、毎月第一水曜日にやります。

 ちなみに、昨日お話した議題だけを並べておきます。

来年の統一地方選挙は史上最も重要な統一地方選挙
政治家の言葉は法律の条文より重い
3日で偏差値を15あげた方法
人間の能力をはかる3つの「C」
ワンフレーズポリティクスの真の意味
マジック3をどう設定するか―小泉純一郎と三原じゅん子の事例

 ご興味がある方は、文京シビックセンター5階にお越しください。

 あと、明日木曜日倫理法人会新宿中央「今すぐ坂本竜馬になる方法」
来週31日火曜日は神田西郷会で「今こそ語りたい西郷隆盛」
を講演します。
 ご興味の方は、お越しください。詳しくは「最新情報」を。

本日も南君のつぶやき
http://twitter.com/nantatu

6.『戦争への道』では、国策なき時代をわかりやすく解説。また、満州事変におけるリットン調査団の内容が日本にとって不利ではなかったとか、ノモンハン事件がソ連側にも大打撃を与えた事など、一般的に誤解されている事も指摘している。

 リットン報告書には「蒋介石国民党政府はファシズムだ」とか、露骨に書いていますけど、
短い要約が要求される本書ではそこまでは書ききれませんでした。
 戦闘では無敵だった陸海軍の現場、どうしようもない官僚主義だった中央。
 世論と近衛文麿と工作員がどれほど昭和十年代の歴史を語る上で重要か、に注目していただければ幸いです。
 今の日本と瓜二つ?
 総理大臣が毎年変わるのは同じですけど、当時の関東軍や参謀本部が今の日本銀行をみたらよだれを垂らしてうらやましがるでしょうね。

『総図解 よくわかる日本の近現代史』

(新人物往来社、税込1470円)

好評発売中です。

「政治を近くする会&重版御礼(6)―誰が日本を滅ぼしたのか」への0件のフィードバック

  1. 近衛の責任は大きいでしょうね。
    最後は服毒自殺するしかなかった近衛、敢えて自殺未遂を引き起こした東條、と見ています。

  2. 今回の件とは関係ありませんが

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100825-00000109-jij-pol

    「意に反して」の部分がどうだとかについては馬鹿馬鹿しくて今更何か言うつもりにもなりませんが、「合法的な併合」って、当たり前でしょうこんなもん。「国際条約」の意味分かってるんでしょうかね?

    「解釈を変更するよう求め」られても、合法であるという法的事実には何の影響も与えないんですけどねぇ…

  3. 仮に無効というのなら、李氏朝鮮復活しかありますまい。
    ああそうか、いったん無効論にのって、李氏亡命政権を東京に作ればいいのか。

  4. 日韓併合条約無効といいましても今の韓国政府は1919年にできた臨時政府が元となっているので大韓帝国とは法的連続性はないのではないかと思うのですが。

  5. なんだか小沢さんが民主党の代表選挙に立候補するらしいですね。
    政界には「絶対に何かをしてくれる!(いい意味で)」「きっと小沢さんが日本を救う!」と小沢さんを崇拝するオザワ真理教というのがあるそうです。

  6. 誰がといわれるとよくわからないんですが、やはり道を曲げてしまった要因は日本の外交能力の欠如だと思ってます。
    昔、松岡洋右が国際連盟を退場するところや「さらば連盟よ」の新聞記事を見て危機感と嫌悪感を感じたのを未だに覚えています。
    近衛は各権力者が振り回した道具(本人に責任がないわけではないが)なイメージがあって、そして期待できない政治にだんだんと暴走してゆく世論…。
    やはり正しい認識と国民を率いる魅力をもった政治家がいなかったのが駄目だったのかなぁ。
    そして今もそれが不可欠であろう。政治家だけでなく、日本を亡国に向かわせぬように世論となる我ら国民も”正しい知識”を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA