トルコは、世界でかなり上位の親日国です。
トルコは、世界でかなり上位の反露国です。
そのトルコ人に、我が外務省の―これは皮肉ではなく本当に―超有能なノンキャリ外交官が聞いてみた。
北方領土を取り返す方法って何でしょう?
答え。
戦争でとられたものは戦争で取り返すしかないでしょう!
定跡ですね。
つまり「火事場泥棒」をやれということです。
ソ連崩壊の直前直後なんか、絶好の機会だったのですが、タカ派政治家として知られる中曽根総理がそんな準備をしていたという話を聞いたことがありません。
さて、日本史で火事場泥棒と言えば、一九一五年の「対華二十一か条要求」をあげる阿呆が多いですね。
欧州各国が第一次世界大戦でアジアに干渉できないのをイイコトに、日本がか弱い中国をいじめた。
その一か条でも受け容れたら中国は主権国家ではないような過酷な内容だった。
袁世凱政権は「最後通牒」を突きつけられて、泣く泣く受け容れざるを得なかった。
世界の世論はか弱い中国に同情し、日本は国際社会で孤立の道を歩む。
すべて嘘です。
一、まず「要求」は十四か条です。残りの七か条は単なる「希望」です。この名称自体が支那人
の宣伝です。
二、欧州諸国は「あ、この程度なの?まあ、とりあえず日本を非難しておこう」くらいのノリで
した。
つまり、この程度は「火事場泥棒に入らない」と。
三、「要求」の内容は、すべて「国際法を守れ!」ですが。「守ると主権国家ではなくなる」
って、、、
四、かの極悪非道で、どう考えても中国人民の敵である袁世凱が???(爆×∞)
ちなみに「最後通牒」になったのは、袁世凱が「国内が抑えられないからお願いですから、
最後通牒を出してください」と泣きついてきたからです。
そんな泣き落としにまんまと引っかかった我が外務省は、
後で「脅迫されたぁ」と散々国際社会に宣伝されるという失態を。って、頭悪すぎないか?
ええ、山縣有朋ら元老は全員、加藤高明外相に怒り狂いました。
この辺り、その昔は鹿島守之助先生は筆誅を加えまくっていました。
五、孤立したのは、日本の外交官の頭が悪かったからです。
中国人民苦しめる正義に反することをしたから制裁されたのではありません。
一度親中派の連中に聞いてみたいのだが、いつ如何なる時も中国人民の困ることをしてはいけないのか?
日本の国益を捨ててでも?
百万光年話を譲ってその通りだとしたら、中国人民最大の敵は歴代中国政府では?
最近では、よくわからない間違った歴史認識で、
「領土問題を抱える周辺諸国の弱みに付け込んではいけない」
などと、外務省と国際政治学者(外交史家)の大半が思い込んでいるのが日本のようです。
つくづく思う。
『外交フォーラム』の廃止こそが、事業仕分け最大の功績である!
外交には、「同盟国の弱みに付け込む」ことも時には必要です。少なくとも定跡です。
ちなみにスターリン様は、ヒトラーがチャーチルと争っている隙に、バルト三国を火事場泥棒しました。
日本の外交官&国際政治学者(外交史家)諸君は、こっちはいいのか?
悔しいことに、ついでに我が千島列島も占領されましたが。
翻って、今次半島紛議。
竹島は不法占領された我が国固有の領土です。
友好国の韓国が深刻な紛議を抱えている今、協力の代償に要求しても「火事場泥棒」にはなりません。
繰り返します。
我が国は韓国に必要な軍事協力を
すべきです!
代償に竹島退去を要求しても正当
行為です!
この方策を実現する際に最大の障害は?
韓国政府?少なくとも軍事リアリストの彼らは算盤をはじく能力があります。
韓国世論?これは永久に抑えようがないので、交渉妥結してしまえば、国内問題として勝手にやってもらえばよい。軍事協力して文句を言うような国民ならば、歓心を買う必要はない。
よって、韓国ではありません。
では?
「友好国の弱みに付け込むのは良くないよ」などと間違った歴史認識と外交定跡への無知で騒ぎ出す日本人です。
しかし、実は日本国民、内心は「韓国もいい加減にしろよ」と思っているので、誰かがはっきりと強く言えば、「竹島から出て行け!」は元々は正当な要求なのだから、大多数の世論は纏まるはずです。
この砦の皆様のレスから考えました。もしかしたらしばらく潜るかもしれませんので、皆様のご意見をお待ちしております。
兵法書三十六計という本に、第五計「趁火打劫」というのがあります。
要するに火事場の押し込み強盗なのですが、まさにこの計の良い例なのでしょう。
もっと簡単にいえば、日本海での北鮮の封じ込めには竹島が必要だから、とっとと出ていけ、と言えばいいのかもしれません。
かつてどのタイミングで血を流すかで、半島問題の過去を清算できる日がくるかもしれないと想像した事がありますが、いざ直面とするとなると気持ちの悪いものです。
軍事同盟とは、そもそも「巻き込まれ」と「見捨てられ」のジレンマの中で存在するものです。<「同盟国の弱みに付け込む」>などというのはむしろ常識です。
弱みに付け込まれて巻き込まれたり見捨てられたり、結局は力関係です。もともと国際関係は力の世界ですから、それは論ずるまでもない原理原則でしょう。
大抵、同盟の弱いほうは尖兵に使われるものです。しかし尖兵の役割さえ果たせなければ見捨てられるだけでしょう。条約は単なる証文に過ぎません。役に立たなくなれば、同盟の意味がないだけのことです。
安保理は常任理事国の同意投票付多数決ですから、北鮮制裁を主張する南鮮にとっては支持を得なければならないわけで、一時的に弱者です。本来、竹島を不法占領されている日本は弱者ですが、珍しくここは強者の関係ですから、それを使わない話はありません。
ここは堂々と南鮮を「見捨ててやるべき」でしょう。
自衛権の発動は個別、集団の別なく、安保理の議決は必要ありません。南鮮独自にできることです。もちろん日本にとっては北鮮とは拉致問題があります。日本としては、両者を戦わせて漁夫の利を得るのが外交の常道ではないでしょうか。
倉山さん
こんばんは。藤沢です。
話の趣旨には賛成です。後は、軍事協力の中身と話の持って行き方かと思います。それと、逆に高く売りつけられたりしまわないよう注意する必要があると思われます。
政治的な意味は決して低くないでしょうけど、それ以外の価値は無い所でしょうから。(2月22日の倉山さんご自身のレスより)
本当に軍事衝突になるまでには、まだいくつかのプロセスがあるのではとも思いますが、本当にそうなった時は、SCさん指摘の拉致問題との関連も当然出てくると思われます。軍事協力の中身に何とか関連付けられれば、一石二鳥の意味も持たせられるのではと思います。
>SCさん
こんばんは。藤沢です。
4月28日のレス、お忙しい所丁寧に対応頂き、有難うございました。
正直、私自身も整理して次の質問と話を作成するのが大変になって来ましたので、時間があいてしまうかもしれません。
どうやら検察は再度不起訴にするみたいですので、そのタイミングで倉山さんに話の整理と続きをお願い出来れば理想形だとは思われますが・・・。
また今後とも、宜しくお願いします。
それではまた。
「たかじんのそこまで言って委員会」(東京では放送していない)で保守的な?三宅さんが21か条の要求が侵略行為だとよく言っています、あれも間違いなんですよね。鳩山首相は韓国に協力するようですし、またロシアの外相はいちものようにウオッカの飲みすぎたのか大戦の結果は変更できないなどと自国の侵略行為を棚にあげた発言をしているようです。