本日、「チャンネル桜」に出演してきました。
憲法の話ですが、途中から龍馬になりました。笑
「政治家よ、龍馬を目指すな!」がやたらとスタジオの笑いを。
とりあえずできること。
「この砦で知ったことを他人に伝える!」
さて、「私の船中八策」を再掲します。ご意見求めます。
一、国家・・・日本人の結集原理。
皇室典範改正。旧皇族復帰及び旧皇族からの養子を可能に。
⇒皇統の安定的継承の道を確保する。
二、政治・・・改革の主体。
「憲政の常道」。陛下の与野党による二大政党政治。
⇒強力な政権の創出と国家本位の政権交代
三、格差・・・社会不安を教育格差に固定しないために。
リフレ。お札を刷って、デフレを脱却する。
⇒格差社会解消に留まらず、日本を保守する政策を推進する財源を創出する。
四、官僚・・・政治家の真似事をする官僚はいらない。
キャリア官僚制廃止。
⇒現場に精通している専門家が仕事をしやすい環境に。
五、教育・・・改革の主眼。
初等教育で、読み書き算盤、礼儀作法、古典の素読、書道、武道の徹底。
高等教育は模範校で行う。「外交大学校」の創設。
⇒国民の平均値を戻す。同時に真の指導者(エリート)教育
六、家族・・・財源の使い道。
中絶禁止。
⇒実現した瞬間、少子化は終わる。
親が育てないなら、国家が育てる。
七、国土・・・富をどのように分配するか。
東京以外に黒字の都市を、各地方に再建する。
⇒金持ちが都会に住む歪な構造を解消し、田舎に住むように優遇。
八、安全・・・憲法を変えなくてできることはすべてやる。
まずは軽武装!
⇒北朝鮮拉致問題を解決できるかどうかが、日本生存の試金石です。
倉山先生
船中八策の八ですが、今朝の朝ズバで、
石破政調会長が同じことを言っていましたね。
沖縄の基地負担を減らすためには、日本の自衛隊自らが
日本をより強く守らなくてはいけない、そう当り前のことを言っていました。
となりに座っていた福島瑞穂大臣に対して
海兵隊がいなくなったら、誰が海外の邦人の救出をするのですか
日本の自衛隊が日本人を助けにいかなくて、誰が助けに行くのかと詰め寄ったら
思いっきり話を反らしました。
社民党は日本国民を守る気がないようですねえ。
別の話題で恐縮ですが
自由民主党の谷垣さんの後継総裁候補が見つかりました。
もちろん自由民主党の議員で、とても素晴らしい論客、
政権党相手に一歩も譲らず、とても人気がある人です。
名前は・・・・クレッグ氏です。
いかがでしょうか?
ジョークはともかく、今日投票のイギリスの総選挙。
結果は保守党のハングパーラメントになりそうですね。
しかし、圧倒的多数の日本の政権より、
少数のイギリス保守党の方が頼もしく見えるのは
どうしてなのでしょうか。
皇室典範の問題では、内定費等の予算の問題も検討しなければなりません。
皇室は国民から金を取らないというのが原則ですが、逆にいうと修学院離宮や三の丸尚蔵館、楽部は十分に金を稼ぐ事のできるところでもあります。
教育に関していえば、書道、華道、茶道、香道、柔道、剣道といったものを拾得させることは必要かと。ただ流派の問題があるんですが。
倉山さん
こんばんは。藤沢です。
私からは前回の続きで6.の中絶禁止を改めてやりたいと思います。
これ実際にはどのようにお考えなのでしょうか?
一応私の考え(案)を記載しておきます。
中絶を法律で直に禁止するのは抵抗が大きいと思われますのと、中絶の理由で経済的なものが一定の割合である事を考えれば、支援策を充実させる事で出産にある意味誘導する形を取るのが良いかと思われます。
(リンク再掲と追加します)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/318154/
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/06/004/index.html
ざっと思いつくのはこんな感じでしょうか?
1)該当者に子ども手当ての完全版みたいな支給を行う。
2)もしくは生活保護の一貫として住居費・公共料金・医療費の扶助を拡大する
3)並行して、児童養護施設の整備と充実
・・・まあでも上手く決まれば、人口は再び増加に転じる可能性を持った話だとは思います。婚外子が増える予想はありますけどね(私個人的にはあまり気にしない方ですが、このサイト的には気にする人が多そうな予感・・・)。
以上です。
宜しくお願いします。それではまた。
倉山様
初めて投稿させて頂きます。
チャンネル桜を拝見致しまして、ブログを拝読させて頂いております。
早速ですが、船中八策「教育」について私からも一点だけ具体的意見を記させて頂きます。
古典の素読について、日本国内の古典も勿論かとは思いますが、
『四書五経の素読』これは必須であると考えております。
浜茄子様
はじめまして。今後とも宜しくお願い致します。
この日付で書き込んでいただいているということは、Youtubeとかニコニコ動画ではなく、本放送を見てくださっている熱心な方ということですね。
ありがとうございます。放送内容への感想もいただけると励みになります。
私は「教育は制度も大事ですが、内容はもっと大事です」との原則です。ご意見には一切異論がありません。こういうものは必読でしょう、のような古典が列挙されていくと、建設的な話になるのではないかと思っています。
かしわもち様
福島党首、政策は一切納得できませんが、政争での揺さぶり方は見事ですね。
いっそ自民党に入党して総裁選挙に出れば?(笑&嘘)
英国に関しての私見は四月二十九日の通りです。
仙台様
皇室財政は考えねばなりませんが、現状は人道問題でしょう。皇室及び宮家が自立できる金額、が妥当というか当然でしょう。
教育に関する流派は、私立は自由に選ばせても良いかと。国公立の場合、現場に裁量権を与えるかどうかが問題ですね。
藤沢様
貴重な資料ありがとうございます。法律論ですと、今でも原則禁止ですよ。例外が多すぎて、しかも経済的理由が大半になっているだけで。
親が養えないなら、国家が養うべきだと思います。その財源はリフレで捻り出す!というか、こういうことに使うべきでは?と思うのですが。
細かいプランを言い出したらレスではまとまりがつかないので、いずれやります。
藤沢様への追伸(大事な言い忘れ)
「婚外子」にも「孤児」にもさせません。
「陛下の赤子」です!
この理念がなければ単なるバラマキか、どこぞの欧州の国のように野放しを謳歌するだけになりますので。
公式発表だけで自殺者の十倍(?)の赤ん坊が生まれることを許されないって、国恥だと思うのですが。
砦主様
小中で行われている書道においてすら教師には困難なものがあります。従ってどうやっても外部に依頼することになるのですが、流派によって作法が異なったりするから始末が悪い。茶道でも石州流と裏千家では傍目から見ても確かにと言うくらいに違いがあります。
古典では論語、史記、百人一首くらいは必読にしてほしいものです。
この砦的には海陽中等教育学校のような学校はどのような評価になるんでしょうか。
藤沢様
一番手っ取り早いのは、出産と小学校入学までの医療費の全額免除でしょう。
技術的な話をすれば国民総背番号制を導入して、番号ごとに無利子貸付を行うのもありかと。
国民総背番号制の実施は割と簡単だと思います。すでに携帯番号というものを選んでしまったわけですから。
倉山さん 仙台さん
いつもお世話になります。藤沢です。
有難うございました。
そうなんですよねえ。この手の話はいつも「それで足りるのか」という点と「公平性の確保」という点がぶつかるのですよね。貸付はもちろん正しいですが、それで動機付けになるのかという話も残るでしょうから、判断の難しい所です。
さて、倉山さんの話の全貌が引っ張られてしまいましたので(www)、何とも申し上げにくい所もあるのですが、私はやるのであれば基本的には支援をした上で親元で育てるという事だと思っています。
どうもこの話、中絶と児童虐待の問題と生活費の話が、ごっちゃになってしまっている感じが結構しています。また、現存する単親世帯への政策との関連も深いとも思われます。
何れにしましても、「国家が養う」の意味をもう一段掘り下げない事には何とも言えないのではと思っています。
またよろしくお願いします。それではまた。
藤沢様
>どうもこの話、中絶と児童虐待の問題と生活費の話が、ごっちゃになってしまっている感じが結構しています
おそらくその通りだと思います。こういうときは一点突破全面展開で、一箇所から攻めるのがよいのかと。
「安全」について一言云わせて下さい。私は日本は安全な国だと思っていました。しかし、妹孝子の北朝鮮拉致が濃厚と分かってから、事実を知らないことからくる幻想ではなかったかと思います。拉致問題は報道されていない部分をもっと国民は知ってほしいと思います。50年近く国民が拉致されていても、不問に付すという方針がとられてきたのではないですか。5月3日の意義ある集会で、国会議員が日本人は平和ボケだと云ってました。日本は平和ではなかった、安全ではなかったと認識して欲しかったとガッカリしました。改めて中西輝政先生の言葉「口先保守と心の保守」を噛みしめています。
又、国会の質疑の中では「船中八策」は出てきますが、ご自分の都合のいいように使われているような気がします。模索途中で口にしたのでしょうか。 生島
倉山様
コメントへのお返事ありがとうございます。先日の放送に関する感想について遅ればせながら一部だけ記させて頂きます。
まず、放送を拝見、拝聴中は、的確かつ鋭いコメントに終始頷き通しでした。
特に現行憲法の不自然さ、憲法改正以前の国家の在り方に関する議論の必要性、重要性、全くその通りであると感じております。
私も自主憲法制定と言うスタンスですが、大日本帝国憲法をもう一度見直すということについて、日本国家の在り方について議論する為には十七条憲法迄遡って見直す必要があると考えています。倉山様も日本古来からの歴史を見直して、と仰っていらしたのでもっと掘り下げたお考えをお持ちであるかと思いますが、私の具体的な意見として提示させて頂きます。
また、今が幕末以来の危機的状況にあると言う点について、私はフランス革命前夜にも似たような風潮、雰囲気を感じております。
だからこそ、この宣伝戦を勝利する意味は非常に大きなものであり、知ること、伝えることが如何に重要か、私なりに認識し、実践しています。
大変長くなってしまい申し訳ございませんが、私なりに一部、簡単に感想を記述させて頂きました(苦笑)
これからもこういった良識ある報道をされる番組へのご出演、期待致しております。
こちらのブログ記事もまた時間のある時に拝読させて頂きます。
最後になりますが、坂本竜馬のお話、お見事の一言でした(笑)
格差問題と教育問題は、ある意味相反する課題が発生するので、多少整理検討する必要があると思います。
戦前もそうですが、戦後も守られ続けたものの一つに、義務教育による国民の底上げがあります。したがって、各個人の資産の差がそのまま教育の差になってはならない。富の再分配の一つに義務教育費の完全無償化(給食費等も含む)が含まれなければなりません。
一方でエリートの養成は必然的に一部の学校でのみ行われることになります。これを義務教育の課程の中から行うのはやや困難にも思われます(個人的には否定はしません)。
合理性としては特に前期課程を含めた高大一貫、学部から大学院大学への進学の再編成が必要なんだろうと思います。これは絶対に国立で行う必要があります。なぜなら学費という制限要素を外すことができるからです。
高大一貫についてはギムナジウム、大学院大学についてはフランスのグランゼコールあたりが参考になるのではないでしょうか。
エリート教育における最大の問題は大学教員の質だと思います。
特に東京大学の文系はダメ教員ばかりだから。
確認したければ、授業を覗きに行けばいいですよ。
そのダメさぶりがよーくわかりますから。
エリートを育てると言うことについて、私も思う処がありますので記載させて頂きます。
そもそもエリートと言うのは知識・技術だけあれば良いと言うものではないと私は考えております。重要なのは、その知識・技術を活用する人間の精神性であると考えております。
どんなに優秀であってもすぐに投げ出してしまうような人間、他国に安易に情報を流してしまうような人間ではどうしようもない。
そのように考えますと、エリートの教育と言うのは(エリートだけではないと思いますが)学校に上がる以前、家庭内における両親の躾から既に始まっていると私は思います。
ですからまずは子供を育てるに当たって、親が学ぶべきであると私は思うのです。
「三つ子の魂百まで」の言葉の通り、人間は3歳までに脳の80%が形成されると言われています。
これを踏まえて考えましても、家庭内における躾、教育と言うのは非常に重要な役割を占めていると私は考えております。
一部の学校では好奇心を育てると言う試みも行われているようですが、それでは遅いと思うのです。
以上のような土壌・前提が成り立たなければ学校が如何に変わろうとも本当のエリートと言うのは育たないのではないでしょうか。
さきほどチャンネル桜見ました。竜馬は現代でいえばフリーターみたいなものだったという発言が新鮮で、心に響きました。僕の友達でフリーの人たちも竜馬になれるんだよと、伝えていけたらと思います。倉山先生応援してます!
かしわもち様
教える方にも資質が要求されてきますね。
理系はともかく、文系は本当に難しい。少壮気鋭の学者をどうやって見いだせるか・・・。
浜茄子様
若干ずれるかもしれませんが「家政学」「家庭学」という科目はもっと重要視されていいと思います。また新生児学級という育児方法を教えるシステムがあってもいいと思います。
倉山様
お忙しい中でのコメントありがとうございます。
恥ずかしながら家政学は聞いたことがあると言う程度のものでしたが、少し調べてみて、これを教える人間次第で将来家庭を築くであろう子供達の家庭に対する考え方も随分と変わってくるのではないか、と言う考えと共に今の教育の現状を想像し少し恐ろしくもなりました。
確かに重要視されるべきものかと思いましたが、不勉強故、もう少し勉強を重ねて考えてみたいと思います。
私事で申し訳ありませんが、今年小さいながら会社を起業し、経営を始めたばかりですので、一遍にとは参りませんが、時間を見つけて少しずつ倉山様の過去の記事についても拝読させて頂いております。
微力ながら私も日本再建の為に出来る限りのことを行って参りますので、倉山様も頑張って下さい。
中絶禁止(含少子化対策)の中でもう一つ解決しなければならないことがありました。それは保育園の確保です。
仙台さん
こんばんは。藤沢です。
いつもお世話になります。
すみません。中々整理がつきませんでしたもので。とりあえず思いついたまま記載して行きたいと思います。
1.一般的に見れば経済的に苦しい状況にもかかわらず出産を選択している人、そして現在進行形で一生懸命親子で生活している人達がたくさんいる。
2.児童虐待と経済力の関係の有無については、はっきりとは分からない。
(あるかもしれないけど、経済的に苦しいからといって児童虐待になるとも考えにくいのでは)
3.中絶と経済力の関係は、両親の年齢とも関係があると思われる。
(お互い学生の場合は、確かに出産は難しい意味もあるでしょう)
4.文化的・宗教的に中絶禁止の文化を我が国はそれほど持っていないと思われる。今これが取り上げられているのは人口の減少局面だからであり、増加局面ならば中絶はそこそこ許容されるのでは。(手当てを出すという話は多分出てこない)
という事を考えた時に、ではどうするか?なのですが・・・。
基本的には親に支援をして一緒に生活するという話に戻ってくると思います。児童虐待⇒親権の剥奪⇒国による子育ては、別と言いますか、その後に出てくる話でしょう。また、手当てにはどこかで限度が必要かと思います。(状況次第では手当てそのものが時限立法かも)
全体の金額はどうなのでしょうねえ。仮に10万人を対象として、1人年間100万円で1,000億円ですか・・・(もっと要りますかね?)。まあ他にも、仙台さんの言われる通り施設の整備等にも必要でしょうから別枠でもっと要るとは思いますが。
いま考え付くのはこの位ですかね。何れにしても親権の扱いがポイントの様な気がしています。倉山さんがいつ戻ってこられるか不明ですが、またよろしくお願いします。それではまた。
藤沢様
児童虐待は、その親もまた虐待の過去をもっていたりする、負の連鎖でもあります。出生後の親へのアプローチ等によって解決していくしかないと思います。
中絶に関しては、おそらくそれを否定する文化はなかったように思われます。江戸時代には平気で間引きが行われていましたし、その体質の裏返しとして
座敷わらし、靖国神社あたりが絡んでいると思うのですが、この辺は民俗学的考察が必要なので割愛します。
予算については年金等をカットして財源に充てればよい話です。昔から言うではありませんか、
「老いては子に従え」
と。
皆様
私がカンヅメ中に色々ありがとうございます。感謝&汗
どうしてもという議論がありましたら、5月16日分にお願いします。