校正の合間に、今更「総理の指南役」

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 一一月中旬発売の単行本(一章を担当)の校正中、というか手動FAX送信中に書いてます。ネタの渋滞解消の内容です。且つ、「亡国前夜」の予備知識として。

 「総理の指南役」の方は、宣伝がしっかり止まっている間に、『歴史読本』の次の号が出てしまいましたが、図書館などのバックナンバーでお読みください。最初の「指南役とは」の節が戦後政治全体の要約です。

「保守本流」「一派優位」「政権交代」を鍵に、戦後政治を区分してみました。本当は松野頼三をしっかりこの砦でご紹介したかったのですけど。とっくに鳩山内閣ができるに違いないとの前提で書いていました。分量も、実際に書いたボツ分だけで二倍になりました。

 逆に、安岡正篤や瀬島龍三は、実証的に書けることが少ないので。瀬島に関してはいわゆる「スパイ疑惑」を抜きにしてどこまで言えるか、のような基礎知識としてお読みいただければ良いと思います。安岡では、細木数子は出てきません(笑)。ただ、「安岡は重要な文書の(作成者ではなく)起草者であった」との一文は、歴史学的に非常に重要なのでいずれ紹介したいと思います。これを読み解けば日本をめぐる歴史問題を解決できますので!(断言)

 できるだけ、予備知識無しで読めるように頑張ります。

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