「未来の会」と「守る会」は、ガス抜き要員ではなく条件闘争の道具

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自民党に限らず、国会議員が軒並み会合を自粛する中、

「日本の未来を考える会」(未来の会)と

「日本の尊厳と国益を守る会」(守る会)だけは、

頻繁に会合を繰り返しているとか。

政府与党の方針のみならず、今や国策となっている自粛方針に

造反

する姿勢は素晴らしい。なんだ、造反できるんじゃん。

もっとも、意味がある大きなことで造反してほしいと思うが。

まさか、「言うべきは言いました。でも自民党に残っていないと何もできないので離党はしません」と開き直って、SNSで愚痴るとか、そこで終わったら「言うだけ」の人。国会議員のバッジを捨てて、ネトウヨ言論人にでもなればいい。だって、自民党にいる今でも、

造反

しているんだから。

さて、そうこうしているうちに、西村経済再生大臣は東京以外の府県に自粛要請を延期とか。補償金が出せないからとか。

永田町では、守る会や未来の会は「西村別動隊」と呼ばれているとか。そういや未来の会が提言書を渡す相手はいつも西村だな。肩書が変わっても。

風の噂によると、「安倍首相は財務省や官僚と必死に戦っている。けど力が弱いので、もっと若手が声を上げて欲しい」と招集されたとか。

それ聞いて思うこと。

一、若手の連中、西村に一人いくらで雇われてんの?

二、要するに、未来の会と守る会の若手連中、猟犬か。

三、そんな安倍自民党、いらんわ。

結局、保守を気取る若手どもなんて、安倍側近の西村の道具にすぎなくて、安倍ちゃんが「本当はやりたいなあ~」と思っていることは代弁しても、安倍ちゃんや西村ちゃんが困ることはできない。

その証拠に、「日銀人事で増税派を推すとは何事だ!」とは聞かないでスルーに3000点。(笑)

まあ、守る会も未来の会も、ガス抜き要員ですらなく、自民党内の予算獲得競争の道具にすぎない。おこぼれにあずかれる奴はともかく、大多数の国民には回らない。

そして未来の会の代表の麻生太郎財務大臣は国民のための財政出動108兆円の中から、IMFに支援するとか。

そういえば、未来の会の代表の安藤裕議員は麻生派だったなあ。

離党は出来なくても、派閥の離脱くらいはしてもいいんじゃない? いっそ二階派に移籍させてもらった方が、選挙には得なのでは?

「「未来の会」と「守る会」は、ガス抜き要員ではなく条件闘争の道具」への5件のフィードバック

  1. 青山参院議員は自身のブログで
    「消費税減税で離党、他党との協力はしない」
    と謎の力の入れようしてますね

  2.  どうでもいいけど、守る会でなく、護る会ですね。

     本当に「自民党、てめいらぶっ壊す」くらいの野党がないとですね。

     あとは国民が自民党を見放す勇気を持てるかでしょうか。なんだかんだ、安倍政権で……みたいな空気ありますしね。

  3. 世耕さんは暇そうだからなんかしてほしいですよね。
    山本幸三さんや西田昌司さんは何をしているのでしょうね。

    自民党内の減税勢力がまがりなりにもあるのだから、次は野党系の減税勢力の結集でしょう。

    仕上げは公武合体か、はたまた薩長同盟で安倍追討か

    これだけ経済恐慌だと中期的には減税等はさけられないのではないかと愚考します。時間は味方ですが時間をかけすぎると自殺者も増える。社会も荒廃する。

  4. 「日本の未来を考える勉強会」や「日本の尊厳と国益を護る会」が
    条件闘争の駒だったとしても、結果さえ出してくれれば、
    頑張ってくれたと褒めてあげていいと個人的には思っているのですが、

    108兆円の事業規模のうち真水が14兆円

    これでは条件闘争の駒としても機能していないと
    評価せざるを得ませんね。

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