検察には日本の良心が残っている(実名)

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朝日より。実名で報じています。

東京高検の黒川検事長の定年延長問題 検事正の乱「国民からの信頼が損なわれる」

黒川検事長定年延長問題の非を鳴らしたのは、静岡地検の神村昌通検事正。

 紙を手にした、神村氏は黒川氏の定年延長を念頭に法務大臣が発することができる検察庁法で定められた「指揮権発動」についての条文を読み上げたという。

「今回の(定年延長)ことで政権と検察の関係に疑いの目が持たれている」

「国民からの検察に対する信頼が損なわれる」

「検察は不偏不党、公平でなければならない。これまでもそうであったはず」

「この人事について、検察庁、国民に丁寧な説明をすべき」

この神村さんという人、林真琴名古屋高検検事長と親しいとも報じられるが、言っていることは全部正論。むしろ、法務検察の総意を代弁していると考えるべき。

安倍内閣が汚職隠しに検事総長人事に介入しようとした。少なくとも、疑惑を持たれても仕方がないいかがわしい行動をとっている。今が恐るべき事態だと気づいている日本人は少ない。ただし、マスコミにも検察にも、心ある人はいる。

ところで、「安倍内閣は検察人事に介入していない」とか大嘘ついていた自称ジャーナリストのゴロツキ、もう黙ったの?(嗤) そらそうだわな。私や山村さんと直接対決したら、廃業ものだし。さすがに地上波のラジオで流したと聞いたときは呆れたけど。今や誰の目にも、誰が嘘つきかは明らか。

先週のSPA!もどうぞ。

検事総長に対する横紙破り人事は、安倍内閣vs法務・検察の死闘の幕開け

 

 

「検察には日本の良心が残っている(実名)」への9件のフィードバック

  1. 人事介入がどういう意図であれ検察と政権が争っていて場合によっては政権が倒れるような大事が起きてるってことを認識はすべきですよねえ
    仮に政権が倒れたときに何で倒れたのかわからないなんてことは避けるべきだと思うんですが

    1. この問題は知識に乏しい自分から見ると分からない事だらけで答えがでないのだか、
      まず黒川さんと林さんのどちらが出世する方が日本の為になるのだろう。私は全く彼らのこれまでの実績や人柄を知らない。私よりはるかに詳しい識者の方々は林さん推しの様なので、黒川さん(悪)で林さん(良)だとすると今回の政府介入は最悪という事になる。腐った政治家は追及されて当然だと思う。
      しかし、もし仮に黒川さん(良)で林さん(悪)だった場合は政治介入は英断だという事になってしまう。その場合原則論を貫いて政治介入を批判した方が良いのだろうか?
      善悪の基準は人の見方によって揺らぐものだし、法律に対しては時に相入れない場合もある。
      答えの出せない私は「レ・ミゼラブル」を思い出しながら、良い結果に進む事を祈るだけしかないのか…。

      1. その1
        黒川氏を残したのは日本のためじゃなくて安倍政権のためという疑惑があること。
        その2
        残し方が強引過ぎること。
        今までの人事の慣習や法解釈をまさしく
        一内閣で「勝手に」変えている。

        この問題は2人の資質の話ではないです。
        仮に黒川氏の方が適任だとしても、
        適切な手続きに則っていないのであれば
        (法の)秩序が崩壊します。
        だから大問題なのです。

        1. この問題を見ていて人選を問題としているのか、それともルールの方を問題としているのか、あるいは両方なのか分かりにくかったのですが、自分の都合に合わせて法律を拡大解釈している所を問題としているのですね。それなら法治国家であり、政治家であるなら尚更問題ですね(特に今回の場合はやっている事が特に国民の為の行動だとも思えないですしね)
          法令遵守は基本ですけど、法令は必ずしも正しい事ばかりとも思えないので、一つの事象を丁寧に見ていくしか無いですね。ご説明ありがとうございました。

  2. どんなに正しいことでも、朝日新聞がやると・・・・という目で見られますからね。
    私は朝日を読んでいないので詳しくは知りませんが、朝日は検察人事のことを直接書くより、汚職(IR疑獄か何か)を追求するほうが良いと思います。

    その前に消費税増税と武漢肺炎による不況で安倍政権は総辞職なるでしょうが。

    それにしても韓国とそっくりですね。恥ずかしい。

  3. 現状の分析を鑑みての私たちがどうするか?に於いて直面するのは衆院選がその一つだと思います。

    選挙での制裁や未来へのくにまもりの姿勢を精一杯議論出来れば良いと私は思います。

  4. 私の知る限りこの件に関してここまでご意見を述べておられなかった橋下徹さんが、本日ついにツイートされました。

    「ボトムアップの決裁しか念頭にないから混乱する。決裁にはトップダウン型もある。閣議決定で解釈を変更した、でよい。あとは選挙で審判を受ける、と。選挙以外でチェックをするなら憲法裁判所が必要」とのことです。

    安倍内閣の浮沈にほぼ影響のないモリカケサクラに関しては、内閣の非を指摘するコメントをいち早く出されていた橋下さんですが、それらとは比較にならない今回の問題ではいったいどうされるのかと思っていたのですが、ある意味橋下さんらしいと言えばらしい、とんでもなくトリッキーな奇襲戦法による安倍・菅ライン擁護のコメントで、しばし「えーと・・・」と考え込んでしまいました。まさか法の議論全部ザックリとすっ飛ばしてくるとは・・・。

    ある意味やっぱり凄い人だと思いました。法律家としてではなく、詐欺師スレスレの実務家として。

    1. 橋下さん、昨日(2月27日)になって「安倍さんも野党に協力を求めなければならないのだから黒川検事長の定年延長は撤回すべき。法解釈はともかく手続きが杜撰だった。定年延長を使わず別人材を内閣が任命すればいいだけ」と軌道修正してきましたね。やはりさすがにこれはマズいと思われたのでしょうか・・・。

      「野党に協力を求めなければならない」からという名目まで橋下さんから助言してもらった形の安倍さんですが、さて「撤回」というこれはこれでかなり危険で、しかもかなりカッコ悪い決断を、状況的にも、性格的にも、下すことができるのでしょうか・・・。

  5. 次の検事総長は親安倍とか本流とかじゃなくて、リフレ派がいいな。比喩ですが。
    国民主権の日本国で選挙で国民の選ばれたわけでもないのに国政を壟断している最高権力者達に厳格な法の執行を指揮できる人がいいです。

    政権に近すぎて甘利さんのアレとかIRのアレみたいなのはダメだし、だからといってモリカケ桜みたいなのにあることないこと延々とリークしまくって国政を停滞させられてもこまる。

    黒川さんと林さんはリフレ派なの?

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