官僚支配の日本近代史 第2話 国家目的が明確であれば試行錯誤しても良い(倉山塾メルマガより)

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岸田首相、バイデン大統領に
「防衛努力を約束」
「GDP2%を目指す」

財務省からしたら、
「ロックオン!」ですね。(苦笑)

別に来年からやる訳ではない。
「5年以内に」だったら、何とでもなる。
もちろん、多少の色は付けるけど、
それ以上に増税させてもらう。

そうなるとGDPは増えないので、
ひねり出せる防衛費も減る。
その時、岸田内閣は
アメリカと財務省の板挟み。

さて、このシナリオを打開できるシナリオは?

気合だけでは財務省に勝てない。
あの人たちは、
外圧なんていくらでも利用してきた。

国政選挙とは、
「戦時に誰の指揮で戦うか」を決める選挙。
今の日本政府は任せるに足るか?
審美眼を持ちたいものです。

今、我々ができることは
「防衛費GDP2%なんて当たり前!
なぜ来年からじゃないのか?」
と徹底的に突き上げることです。

さて連載。
今の官僚機構の原点はどこにあるか。

大久保利通は、
江戸幕府の官僚機構を全否定しました。
それどころか、律令以来の太政官制も全否定。
一から官僚機構の構築を進めます。

当然、試行錯誤の連続。
「橋本行革」を超える改革を
半年に一回、行います。
四国が、五つになったり三つになったり。

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