官房長官の憲政史第8話 吉田内閣では(倉山塾メルマガより)

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既に、石破内閣がいつ潰れるかで
オッズが始まっているようで。(笑)

一番早ければ、総選挙後。
政権交代ならもちろん、
自公で過半数でも自民党単独で過半数割れ、
つまり25議席以上減らしていることになる。
25議席減は、大いにありうる。

ただ、
そこで首を挿げ替えて主流派でたらいまわしより
レームダックのまま予算を通し、
来年の通常国会の最中に退陣、
フルスペックの総裁選で、
本格政権で参議院選。
なんなら衆参同日選挙、ってのもある。

このボロボロの石破内閣を最後まで支えたら
林芳正で決まり。
茂木さんも、岸田さんを支えてたら違ったのに。

こういう状況なので、
高市さんも大いにチャンスがある。

石破さんが粘りに粘って、
通常国会末まで居座ると、
野党恒例不信任案に同調して、
脱党新党で同日選挙、ってのもなくはない。
それを阻止するために、
予算をあげてすぐの時期に石破すげ替え、
が主流派としてはやりたいことなので。
なんなら、そこで
総裁選をボイコットして脱党新党
って奇策もある。

ただ、高市さんは次期総裁狙いでしょうね。
脱党新党を考えているようには見えない。

さて、久しぶりの連載。
官房長官は、戦前は内閣書記官長と言った。
閣僚ではないけど、番頭役。
今回は、吉田茂内閣の官房長官を。
大物もいれば、小物もいた。

そして今日の主題は岸田さんの心境を読み解く話。

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