稲垣吾郎さんが言うから意味がある

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稲垣吾郎さんがMCの番組での発言した内容が話題になっていた。

稲垣吾郎さん「自信がないと、大きなものがあるとなんか頼りたくなる。ネット右翼の人たちもそうかもしれません」

司会の立場での発言だし、ゲストが癖のある人たちばかり。ちなみに、社会学者の大澤真幸氏、作家の島田雅彦氏、政治学者の中島岳志氏、の3人。左右じゃなくて、玉石混交(苦笑)。

文脈を良く知らないので何ともなんだけど。その前提で。

稲垣吾郎さんと言えば、巨大な力に潰されそうになったのは日本中が知っている。それでいながら、自力でファンを掴んで一流芸能人の地位を守っている人という印象を持っている。私とは同い年で誕生日も10日しか違わないので、応援している。

それにしても「ネット右翼」という単語を使ったと聞いたのには驚いた。この単語を使うと、二流三流の人間は、中身なんか精査せずに「その単語を使った」というだけで誹謗中傷をしてくるので。

もっとも、少しでもテレビの世界をかじったことがある人間なら、「司会としてでしょ」と第一感で思うけど、そういう理屈が通じない二流三流の人間も多いので、よくやったなあと思う。

それこそネトウヨの世界は私は熟知しているが、かくいう私も「ネトウヨ村」の中で権力者をきどる人間には潰されそうになりながら、これまで真っ当に生きてきた自負がある。

 

誰が石を投げてきたか?

誰が一緒に石に当たりながら守ってくれたか?

誰が一緒に石をはらってくれたか?

誰が味方のフリをしながら敵とつるんでいたか?

 

私はすべて知っている。

新しい地図の3人は、あえて茨の道を選んだので、芸能人としては相当に勇気があったと思うし、あの状況で吾郎ちゃんたちを支えたファンには感動すら覚える。

それにしても私は、世渡り上手を気取りながら、結局は権力者に尻尾を振る人間が大嫌いなようだ。