右を向いても左を向いても味方がいないというのは、
気持ちがいいものだ。(破顔) 仕方がないから、上を向いて歩こう。
今月の『WILL』は「令和」特集。
いつもの保守の人たちが、令和礼賛がズラリと並び、石平さん、ケントさん、エルドリッジさん、あげくにグレンコ・アンドリーまで「日本が好きな外国人さん大集合」で礼賛、片手間に令和にケチを付けるパヨクにケチを付けた後、私が登場。
もちろん、ボロクソ書いたけど、編集部がつけた見出しは「保守のあるべき姿」について。読み飛ばされたときに反感を買わないようにとのタイトルだろう。(笑)
そして次のページで、KAZUYAの連載が「令和を貶めるひとたち」で、ご丁寧に資料までついている。前のページの人は?(爆) そしてトドメに阿比留&高山対談で「朝日よ、令和のどこが悪い?」。これがトドメかと思いきや、その後も延々と令和礼賛。
いやあ、気持ちがいい。
これでは同業者の嫉妬を心配せねば。(爆)
みんなが知っている保守全員が令和を礼賛する中、一人だけ正論を吐いているというポジション。おいしすぎる。
これ、プロで生き残る人と目の肥えた読者は知っている法則。
自分しか言っていない>>>超えられない壁>>>少数派>多数派>誰でも言っている
言論界は、他人と違うこと言っているのがおいしいくて、多数派に付和雷同していると商品価値が落ちる。
実名だすと、故江藤淳なんて、この法則を使いまくって商売してたし。そして気づいたら、多数派に。今の保守論壇の大御所で江藤さんの世話になっていない人を探す方が困難。
別に狙ってやったわけじゃなく、私は他人に媚びてスジを曲げるのがイヤなだけで。
しかし、そもそも『WILL』さんが良く載せてくれたと思う。「悪いですが、ボロクソ書きますよ」という約束を守り、スジを通してくれたことに感謝せねば。