元号の事前公表に関し、情報統制が敷かれた。報道内容を備忘しておく。
・菅官房長官、両院正副議長に報告。情報漏れが無いよう、身柄拘束の上、携帯を取り上げようとする。赤松衆議院副議長が反発。大島議長がとりなし、食事をとり中座せず(結果、漏洩無し)。
・菅長官、陳謝。
・元号の他の案がすべて報道される。
この時点で、大混乱している。ちなみに平成の他の案が何だったか、いまだにわからないのに。
そして聞き捨てならないのが、以下。
・元号の政府公表の直前、官房副長官から宮内庁長官に連絡(電話?)。長官から天皇陛下に、次長から皇太子殿下に報告。報道では、その時にはじめて「令和」が伝えられたかのようだが、さすがにそれはないだろう。
事前に首相が陛下と殿下にお会いしているので、内奏の場で勅許を頂けたとは思うが(それをしたとて、新帝たる殿下から改元大権を奪ったことには間違いなく、政府の元号を今上陛下に押し付けたことには変わりはないが)。