点検会合初日

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 実は、毒舌を封印しようと思っている。
 本当は去年の10月1日にしたかったが、させてくれなかったし。(苦笑)

 こう見えて、自分の為に他人を批判したことはない。
 しなければならない理由があるから、あえて過激な手法でやっただけ。

 さあ、封印前に徹底的にやるか。

消費増税の点検会合、初日は3人が延期主張 (日経)

 なんか、去年とは隔世の感の見出し。日経も、ようやく増税したらまずいと気づき始めたか。とはいうものの、

 去年、愚かな発言を繰り返しながら何の責任もとっていない輩が何人も参加した無識者会議。
「こいつの意見を聞いてどうするの?」という奴が何人も交じっているが、
 まさかこいつら多数決で決めるんじゃないだろな?

 はっきり宣言しておく。
 この会議を参考に増税を決めたら、安倍内閣を支持する理由はない。

 かといって、どこぞの誰かさんみたいに「倒閣」とか無責任なことは言わないけどね。
 明日にも平沼内閣ができる状況じゃないし。 

 

▼浜田宏一・内閣官房参与
 当然、増税反対。
 この人に欠けるのは、「何が何でも反対」という強靭な意志。

▼河野康子・全国消費者団体連絡会事務局長
 良く知らないが、言っている内容は正論。

▼荻上チキ・シノドス編集長
 若者代表枠。古市某より一億倍マシな人選。
 ここまでまともなことを言うと思わなかった。
 

 さて、ここまでは良しとして、以下。

▼伊藤隆敏・政策研究大学院大教授
 消費増税を延期すれば法案を提出しなおすことになる。
「政治コスト」が非常に高い。予定通り増税をし、
 景況感が悪い状況が続くようならば、
 景気対策をうつことを組み合わせるべきだ。

 この人、過去にまともな発言しましたっけ?
 で、終了の「ザ・御用学者」

▼加藤淳子・東大大学院教授
 日本は30年以上にわたって消費税導入から税率引き上げまで遅れてきてしまった。
 先延ばしするリスクの方が、引き上げをするリスクよりも大きい。
 日本の財政や経済への信頼を維持するため、歳出・歳入両面で長期的な改革を行うことが大切だ。

 誰からの信頼?
 なんで増税したら、その信頼とやらがなくなる?
 伊藤といい、加藤といい、増税で死人が出るって考えもしないんだろうな。

▼古賀伸明・連合会長
 3党合意に基づく法律に沿って、粛々と進めるべきだ。
 足元で景気回復の実感はないが、社会保障の安定は待ったなしの状況だ。
 国会議員定数の削減などの改革も欠かせない。

 主よ、この者は何を言っているのですか。  
 我が国の労働貴族様は数字が分からないらしい。
 議員定数削減なんて国家予算の誤差にもならないとか、
 社会保障の財源安定には景気回復がもっとも効果が高いとか、知らんらしい。

▼須田善明・宮城県女川町長
 基本的に、法律が定めたスケジュールを基軸に、
 議論や判断を進めるべきだ。先送りすると「今度はいつ」という話になる。
 議論が逆戻りすることもあり得る。
 東日本大震災の被災地の復興の基幹事業には、引き続き(財政上の)手当をお願いしたい。

 要するに、補助金が欲しいから財務省に忠誠を誓っているだけ。ゲスの根性そのもの。

▼三村明夫・日本商工会議所会頭
 将来と社会保障の安定を考え、予定通り10%に引き上げるべきだ。
 消費増税はいつの時代も痛みを伴い、足元の景気も強弱が混ざっている。
 住宅建設への影響軽減などを中心に税率で2%程度に相当する5兆円規模の経済対策を思い切って打つべきだ。
 軽減税率の導入には反対だ。

 典型的な「経営者のマクロ経済知らず」。
 頼むから増税するための景気対策に5兆円もつぎ込んだら、増税分の税収を上回ると理解してくれ。
 
 
 
 さて、バカ者どもはどうでもよい。
 財務省諸君。
 イイことを提言してやろう。

 本田参与は一年半の増税延期を主張している。
 これを半年の延期なら容認できるとの声があるらしい。
 やればよろしい。

 財務省が四十年かけて積み上げてきたものを、すべて失う覚悟があるなら。

 香川財務次官が、「消費増税の半年延期」を決断したら、木越安綱のような英雄になれるのではないか?