増税は政局〜なぜ「木下」にこだわった?

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 尊敬する人、木下康司。
 これ、あんまり皮肉じゃない。
 『正論』にも書いたけど、
保守を商売にした裏切り者の連中より、強大な敵を尊敬するのは当たり前でしょ。

 倉山機関には、色々と陰口が集まっているんだなあ。

 誰とは言わんが、
「あんな状況から戦うんだったら、もっと早く準備しとけよ」と抜かす
高みの見物の上から目線のアホとか。
 お前ごときが思いつくようなこと、私が考えないとでも思われたところが癪。

 それにしても木下さん、敵ながらホント尊敬するわ。
 大蔵省の歴史で絶頂期の総理と戦った人、全員実力次官だけど、
 村上孝太郎、吉野良彦、齋藤次郎、と最終的にみんな負けてるからなあ。
 ワル野さんは、落ち目の田中角栄に勝ったけど、竹下さんに負けてる。

 第一次安倍内閣の時の藤井秀人はどうなんだろう。
 あれは安倍陣営が勝手に負けてくれた面も強い。

 今回の木下さん、すべての選挙で勝った総理に、
 自分の死刑執行書に判を押させ、しかもテレビでさらし者にさせる。
 
 これ現実だから、はっきり言うけど、安倍さんは木下とのタイマンに負けたんだな。
 そして、泣くのをこらえるので必死のような会見をさせられた。
 何度も警告したけど、これは完全に予想できたこと。
 増税問題が政局だとわかれば誰でも。

 とかく何かと言われる三輪さんが正しいことを言っているので紹介。

 【消費増税】来春からの8%税率アップ正式表明
 
http://www.nicovideo.jp/watch/1380609680

 政策と政局と国際政治は、三位一体で見なければいけないね。
 国民が賢くならねば。
 しかし、財務省はこれで良いのかね?

 

 少なくとも今の財務省的には英雄。ぜひ、五年後は日銀副総裁、十年後は日銀総裁に。勝栄二郎など過去の人。

 その前に「木下増税」「木下不況」「木下自殺」と言われること、考えた方が良いのだが。