宣伝の話(9)―竹島を「火事場泥棒」せよ!?

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 トルコは、世界でかなり上位の親日国です。
 トルコは、世界でかなり上位の反露国です。

 そのトルコ人に、我が外務省の―これは皮肉ではなく本当に―超有能なノンキャリ外交官が聞いてみた。
 北方領土を取り返す方法って何でしょう?
 答え。

戦争でとられたものは戦争で取り返すしかないでしょう!

 定跡ですね。
 つまり「火事場泥棒」をやれということです。
 ソ連崩壊の直前直後なんか、絶好の機会だったのですが、タカ派政治家として知られる中曽根総理がそんな準備をしていたという話を聞いたことがありません。

 さて、日本史で火事場泥棒と言えば、一九一五年の「対華二十一か条要求」をあげる阿呆が多いですね。
 欧州各国が第一次世界大戦でアジアに干渉できないのをイイコトに、日本がか弱い中国をいじめた。
 その一か条でも受け容れたら中国は主権国家ではないような過酷な内容だった。
 袁世凱政権は「最後通牒」を突きつけられて、泣く泣く受け容れざるを得なかった。
 世界の世論はか弱い中国に同情し、日本は国際社会で孤立の道を歩む。

すべて嘘です。

一、まず「要求」は十四か条です。残りの七か条は単なる「希望」です。この名称自体が支那人
  の宣伝です。
二、欧州諸国は「あ、この程度なの?まあ、とりあえず日本を非難しておこう」くらいのノリで
  した。
  つまり、この程度は「火事場泥棒に入らない」と。
三、「要求」の内容は、すべて「国際法を守れ!」ですが。「守ると主権国家ではなくなる」
  って、、、
四、かの極悪非道で、どう考えても中国人民の敵である袁世凱が???(爆×∞)
  ちなみに「最後通牒」になったのは、袁世凱が「国内が抑えられないからお願いですから、
  最後通牒を出してください」と泣きついてきたからです。
  そんな泣き落としにまんまと引っかかった我が外務省は、
  後で「脅迫されたぁ」と散々国際社会に宣伝されるという失態を。って、頭悪すぎないか?
  ええ、山縣有朋ら元老は全員、加藤高明外相に怒り狂いました。
  この辺り、その昔は鹿島守之助先生は筆誅を加えまくっていました。
五、孤立したのは、日本の外交官の頭が悪かったからです。
  中国人民苦しめる正義に反することをしたから制裁されたのではありません。

 一度親中派の連中に聞いてみたいのだが、いつ如何なる時も中国人民の困ることをしてはいけないのか?
 日本の国益を捨ててでも?
 百万光年話を譲ってその通りだとしたら、中国人民最大の敵は歴代中国政府では?

 最近では、よくわからない間違った歴史認識で、
「領土問題を抱える周辺諸国の弱みに付け込んではいけない」
などと、外務省と国際政治学者(外交史家)の大半が思い込んでいるのが日本のようです。

 つくづく思う。
『外交フォーラム』の廃止こそが、事業仕分け最大の功績である!

 外交には、「同盟国の弱みに付け込む」ことも時には必要です。少なくとも定跡です。
 ちなみにスターリン様は、ヒトラーがチャーチルと争っている隙に、バルト三国を火事場泥棒しました。
 日本の外交官&国際政治学者(外交史家)諸君は、こっちはいいのか?
 悔しいことに、ついでに我が千島列島も占領されましたが。

 翻って、今次半島紛議。
 竹島は不法占領された我が国固有の領土です。
 友好国の韓国が深刻な紛議を抱えている今、協力の代償に要求しても「火事場泥棒」にはなりません。

 繰り返します。

我が国は韓国に必要な軍事協力を

べきです!

代償に竹島退去を要求しても正当

行為です!

 この方策を実現する際に最大の障害は?
 韓国政府?少なくとも軍事リアリストの彼らは算盤をはじく能力があります。
 韓国世論?これは永久に抑えようがないので、交渉妥結してしまえば、国内問題として勝手にやってもらえばよい。軍事協力して文句を言うような国民ならば、歓心を買う必要はない。
 よって、韓国ではありません。
 では?

「友好国の弱みに付け込むのは良くないよ」などと間違った歴史認識と外交定跡への無知で騒ぎ出す日本人です。
 しかし、実は日本国民、内心は「韓国もいい加減にしろよ」と思っているので、誰かがはっきりと強く言えば、「竹島から出て行け!」は元々は正当な要求なのだから、大多数の世論は纏まるはずです。

 この砦の皆様のレスから考えました。もしかしたらしばらく潜るかもしれませんので、皆様のご意見をお待ちしております。