嘘だらけの日米近現代史(1)―捏造だらけの建国神話

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 いよいよ発売!

扶桑社新書で第一位!

 全体でも100位台に浮上。

嘘だらけの日米近代史

 さて、幸か不幸か間違いなく切ってもきれない存在がアメリカ合衆国。
 本書は、日本人が信じている「通説」を提示しつつ、その嘘・誤り・捏造を正していく、という形式でお話を進めていきます。

 例えば、第一章第一節ではこれ。

通説
信仰心の篤い敬虔なクリスチャンたちがメイフラワー号という船に乗ってはるばるアメリカ大陸に渡り、厳しい自然や現地インディアンとの戦いなど幾多の困難を乗り越えてフロンティア精神で開拓したのがアメリカ合衆国の成り立ちだ。苦労をしながら開拓した土地からの利益を英国国王ジョージ三世は無情にも搾取したので、耐えかねたアメリカ人たちは独立戦争を起こし、独立を勝ち取って建国したのがアメリカ合衆国だ。

 以上、何か一つでも信じていたら、それは歴史に対する無知としか言いようがありません。
 こんな「金日成建国神話」みたいなのを信じていたらアメリカコンプレックスなど永遠に増幅されるだけですね。

 ということで、日本が自立するためにはアメリカに学ぶ三つの法則を身に付けましょう。
 その三つの法則とは?
 本編で!

「嘘だらけの日米近現代史(1)―捏造だらけの建国神話」への0件のフィードバック

  1. 「通説」の部分を読んで、え?何が違うの?と思ってしまいました。書店に走ります。

  2. 倉山さん

    お疲れ様です。藤沢です。
    さっき池袋のジュンク堂で買ってきました。
    読み終わったらまた感想書きますので、宜しくお願いします。

  3. イギリスでの凶悪犯罪者の島流しの地がアメリカだとおもってましたがちがうのかな?僕も書店に走ります。

  4. 初投稿です。
    先生の『嘘だらけの日米近現代史』、非常に面白かったです。
    特にウィルソンの狂人っぷりには目からうろこが落ちるような思いでした。

     ところで初投稿早々こんなことをいうのは無礼ですが、本書を読んでいて1つ気になった個所があります。
    141頁から142頁にかけて鈴木善幸のアホっぷりを描いていますが、鈴木善幸が失言した時の米国大統領ってカーターではなく、レーガンでは。
    「これにはカーターも絶句してしまいます」
    「幸いカーターは、日本の首相が安全保障を知らない人物である、特に深い意味のない発言だと瞬時に理解したようです」
     この書き方では多くの読者が誤解してしまいます。
     増版時にこの部分を改訂されては。

  5. ひっぱりますねえ〜ww。
    新著発売おめでとうございます。私も早速拝読いたします。
    AJERたいへん楽しく拝見しています。これからも頑張ってくださいね!

  6. totoro様
    はじめまして。
    うーん。確かに筆が滑ってる。。。汗
    ということで誤解のないように直しときます。

  7. 倉山さん

    お疲れ様です。藤沢です。
    少しずつ読み返しております。砦の過去ログや既に出された本と合わせて読むと良さそうですね。適宜過去ログとの関連で紹介出来ればと思いますので、また宜しくお願い致します。

    参考資料:2009年12月21日『長い十八世紀』
    http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=212

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