フランスで大統領が変わる。
サルコジって、第五共和制では唯一のアホで無能な大統領だったような気がする。
ド・ゴール・・・日本にも欲しかった。
ポンピドゥ・・・ド・ゴールの最側近。つまり真人間。
ジスカールデスタン・・・サミットを始めた人。まだ生きていたんだ。
ミッテラン・・・冷戦を勝ち抜いた社会党党首。
シラク・・・90年代のバルカン危機を一人で捌きまくった人。世界大戦を四度防いだ。
同時代の指導者が、米・フリントン、英・ブレア、独・シュレーダー。
サルコジの印象って、グルジア危機でプーチンに土下座したくらいしか思い当たらない。
オルランドは未知数だから良く知らない。
ちなみに、フランスの政治家で一番すきなのがリシュリューという私はヘン?
倉山先生 ディスカールデスタン元大統領が東京サミットで来日した際、第2次石油ショックの協議をある日の夜中、議長国の日本のみを排除して非公式に
やったことは、とても許しがたいです。そもそも個人的に好きではありませんが、旧西独のシュミット元首相が強力にサミットに日本を全加盟国の首脳たちに根回して加盟が実現しました。またディスカールデスタン政権で旧仏植民地の労働者たちの家族もフランスに呼びよせて、汚い仕事をさせ今日の欧州における多文化主義の失敗の原因を作りました。おまけにサダム・フセインに核兵器を提供し、当時は世界中の人たちからイスラエルがイラクの核施設を爆撃したことを非難しましたが、結果的にイラクような国に核兵器を持たせなかったのは、良いことだと思います。正直言って北朝鮮とパキスタンが核保有国というのも世界平和に大きな脅威だと思います。もちろん現在の中共の核も我が国や近隣諸国の脅威です。ロシアの核はソ連時代と比べれば、かなり怖くなくなりました。藤井先生がかつて私に話してくれましたが、私も日本の核兵保有論者なのですが、もし日本が核武装するのであれば、政治的に英米とイスラエル、実験場所としてインドの協力が必要で、開発してもイスラエルのように核兵器保持について、否定も肯定もせず、悪の帝国の中共と北朝鮮に精神的優位にたちたいです。ただ現実を考えると、故中川昭一氏や西村しんご先生が核兵器についての発言をしただけで、多くのメディアから叩かれたので、慎重に国内外に根回して粘り強く日本の核武装をするべきです。昨日、藤井先生がAJERで発言されていたようにいくらも米国を説得できるはずです。イスラエルがフランスと南アフリカ(核実験の場所)の協力で核開発した当時の状況より、現在の日本が置かれている状況のほうが断然有利だとテルアヴィヴに私が住んでいたとき、親日のイスラエルの友人たちから言われ、帰国後も時々、彼らとFB,Skype等で議論しています。かつてドゴールが冷戦中に米国がソ連から欧州を攻撃されたら、米国は助けるかという質問でちゃんとした約束をしませんでした。独蘭白伊土のNATO加盟国も有事の際、米国から核兵器を借りれると約束していますが、どれだけ米国側が誠意をもつか疑問です。しかしまずやらねばならないことは、先生がご指摘されているように、日本銀行法の改正、民主党を野党にする、自民党の谷垣氏を総裁からひきずり落とす、落書きである日本国憲法を消す。そうしてからが本当に日本の核武装を始められると思います!
吉岡孝浩様 ところで、前原の日銀法改正に関する記事、ご覧になりましたか。インタビュアーがロイターのあの記者ですから、あまり信用できませんが、もし本当なら前原はやっぱりバツです。なまじ解ったふりをしているだけ始末に悪い。彼はひょうたんナマズです。煮ても焼いても食えません。
松本哲夫様 すいませんまだ見ていませんが、以前チャンネル桜の討論会で西尾先生が前原氏が外相時代、詳細は忘れましたが確かAPECのときだったと思いましたが、中共の脅威を真剣に感じているならば、同じ立場の東南アジア諸国の各国の首脳たちと個別会談をすべきなのにしなかったことです。ところで、自分もずいぶん年をとってしまいましたが、前原氏について言われている言うだけ番長という言葉の由来になった漫画について簡単に説明していただけないでしょうか?最後に蛇足ですが、私も倉山先生と同様にフランスに於いてリシュリュー枢機卿を高く評価しています。三銃士では悪役ですが。彼なしでは人類史上最初の近代国民国家としてのフランスは語れないでしょう!
吉岡孝浩様 すみません。お答えできることは何もありませんが、私も気になったのでネットで調べてみました。「言うだけ番長」は梶原一騎の人気漫画「夕焼け番長」のもじりだそうです。外相時代の前原の話はいかにもです。小沢一郎のように自分の政策が全くない政治家は少なくありませんが、松下政経塾の出身者はそろいも揃って中身が全くありません。松下幸之助はミシンをどうしても作れなかったそうですが、政治家も作れませんでした。
追伸 ジスカールデスタンで、一つ思い出しました。たしか、彼はポルノを解禁しましたね。(正確には検閲廃止)それで大島渚は「愛のコリーダ」を作ってフランスで上映しました。こんな事しか思い出せません。
それをもじった元祖は前田日明で、長州力に対しての罵倒語です。
前原氏への罵りは二番煎じです。
松本様
ありがとうございます。ディスカールデスタンはフランスの大統領として珍しく、大西洋同盟を重視し、西独のシュミットや英国のキャラハン、サッチャー両首相、カーター米国大統領と進んで英語を話していたのを当時、小学校高学年から中学校初期に記憶しています。しかし大島渚の愛のコリーダがフランスでの上映も興味深いですね。当時、国内で大人たちが教育問題でこの映画のことを盛んにディベートしあっていたのを昨日のように憶えています。