誰も教えない時事と教養 茨の道 2019年12月24日 倉山満 3件のコメント Tweet Pocket 最近、なぜか田村元(タムゲン)が三木武夫と海部俊樹を評した言葉を思い出す。 「三木さんは常に我々の敵だった。しかし、常に茨の道を歩んだ。だから、尊敬できた。 しかし、海部さんは、すぐに天婦羅の匂いにつられる」 最近は言論人でも我慢できない人が多いのだから、政治家に求めるのが酷とも言える。 政界を見渡して、茨の道を歩んでいる人と言えば、… 渡辺よしみ、馬淵澄夫、山本太郎、と言ったところくらいか。 (党首領袖級。イデオロギーは関係ない)
自ら選択した道というより、運がないが故に迷い込んだ道という感じが・・・
崖から飛ばなければ抜け出せない場所に来て居たら、自分を信じて飛ぶしかないのだ。後悔するよりはずっと良いし、茨の道を抜けて得る物は大きい。
田村元さんは、「三木さんほどじゃないけど・・・」という
自負がその言葉の裏にあったんじゃないでしょうか。