備忘:指導者に必要な四つの能力
一、平時と有事への切り替えの決断。
平時から有事へ。有事から平時へ。
二、情報の評価。
情報を収集、分析するのは部下の仕事。指導者は評価しなければならない。提供された情報に評価を下せるのは当然で、提供されない情報の存在の発見、情報入手経路が正常性であるとの確認こそ、指導者の力量が問われる。
三、決心。
情報を評価した上で、指示を伝達する。
四、戦機(チャンス)を捉える。
戦況判断の中で最も重要。不利になった場合は、撤退の決断となる。有利となった時は、間髪入れずに総攻撃の号令をかけねばならない。また、時に追撃中止の決断も行う(それは現場でもよいが)。
以上、今月から第二土曜日に行うKADOKAWAのセミナーの準備資料。
ある種、将棋と同じですね。