長州人の歴史認識

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 ふと思う。
 自民党と公明党が一致して増税に賛成したら日本は滅ぶ。
 民主党内良識派にこれ以上を求めてはダメでしょう。
 それは奉天会戦に勝利した満洲軍に「サンクトペテルブルクまで攻め込め!」と同じ議論になるので。
 正確には、レイテで米軍をナントカ押し返せた小沢(一郎じゃないよ治三郎だよ)艦隊のようなもので。

 野田首班で、センゴク・輿石・菅・前原が増税大連立を目論んでいる。
 小沢(一郎だよ)や鳩山(由紀夫だよ)が反対なら出て行け!と言わんばかりの態度。
 14日に自民党良識派にこそ期待すると書いたけど、永田町でいろんな人が動き回っている。
もちろんその人たちが全員一致して自民党良識派として思い浮かべているのは

安倍晋三元首相

 私も意見を聞かれるけど、答えは常に同じ。
 今ここで戦わなければ、いつ戦うんですか?もう一日二日を争いますよ。

 だって、センゴクの得意技は「先行逃げ切り」でしょう?
 それで小沢一郎さん、失脚。(まだ去年の話ですよ。もう忘れました?)
「まずはお手並み拝見」「相手の動きをみて臨機応変に対応」では、
主導権をまったく握れないまま勝負は終わってしまいます。

 こういう時、自民党の反主流派から総理の椅子を掴み取った人たちの共通の行動。

街頭に出て辻説法!

 何人ついてくるかどうかなんて関係ない。
 鳩山一郎も石橋湛山も三木武夫も小泉純一郎も麻生太郎も、みんなそうやって這い上がった。

 安部さんを温存すべきでは?ここで戦って勝てるのか?などという愚かな意見も聞く。はっきり繰り返す。愚か!
 温存なんかしたって無意味なのは、民主党主流派が代表選で動けない時にこそ準備をしなければならないから。
 戦って勝てるか???
 そういう時こそ、歴史認識が大事なのでは?

功山寺の高杉晋作と

 

今の安倍晋三、

 

どちらの立場が弱い?

 反主流派から権力を奪取する方法はただ一つ。
 勝ち負けを度外視してでも必死に戦うこと。
 どうせ負けても高杉と違って、命をとられるわけではないので。むしろ国民は見直すでしょう。保守系の人以外の安倍さんのイメージ、いまだ最悪ですから。

 この砦でしつこく繰り返しているけど、民主党の代表選挙より大事なのは、自民党の総裁選挙。民主党支持者が全員「谷垣総裁ある限り、民主党政権は安泰」と思っているという事実を受け止めるべし。

 こういう時に、自分の立場が無いのが悲しいですね。
 最近、やる気は異様に上がっているのに、反比例して体力がついてこない。。。愚痴

「長州人の歴史認識」への0件のフィードバック

  1. >安倍さんを温存すべきでは?
    この局面でまだそんなことをおっしゃる方がいらっしゃるのですか?
    いつまで何のために温存なさるのでしょう。
    今負けてしまったら、今後の戦いはさらに困難なものになることは
    わかっていらっしゃるでしょうに!
    それとも戦うこと自体お嫌なのですか?今戦わずしていつ戦うのですか!!
    などと、何もしていない人間が偉そうに思ってしまいました。すみません。
    一緒に戦いたくとも、一地方の一般人として何ができるのかわからず
    悶々としております。

    >保守系の人以外の安倍さんのイメージ
    自民を毛嫌いしている母の安倍さんの印象は「心とお腹が弱いボンボン」です・・
    しかし、これだけ酷い政権なのに民主党やカンさんをまだ擁護しています。謎です。
    残念ながらこれが”政治に興味の無い大多数の日本人”の感覚なのかなと。
    まずは身内の考えから正していかないといけませんね。

    お忙しいとは存じますが、
    時節柄、くれぐれもお身体大切になさってください。

  2. こんにちは。

    「悪の倫理」おもしろそうな本ですね。
    ぜひ見てみます。

    私も長州人ということもあり、
    やはり日本の危機を救うのは私達だという思いがあります。
    なのでぜひ、安倍さんにも動いてほしいです。
    安倍さんの唯一の弱点が行動力ということが残念ですが・・・

    >alexさん
    >まずは身内の考えから〜
    同感です。
    私も実家に帰り、旧友などに話していますが、危険人物扱いです。笑
    政治家を・・・など言う前に私たちの仲間を
    変えていかなければなりませんね。

  3. 倉山先生、砦の皆様
    私情により、しばらくご無沙汰しておりました。
    今日からまた、宜しくお願い致します。これまでよりも、書き込み頻度は減るかもしれませんが、心はともにありたいと思います。

    >民主党支持者が全員「谷垣総裁ある限り、民主党政権は安泰」と思っている
    全くその通りだと思います。
    長州出身の僕としても、安倍元首相への期待は計り知れません。
    ご自身も首相当時よりも薬を変えて体調も良好だと仰っておりましたので、先生のご進言のように動いて頂けると信じています。
    いくらか過ごし易くなったとはいえ、まだまだ残暑厳しい折、お身体ご自愛下さいませ。

    alexさま、三島さま
    >まずは身内の考えから〜
    >同感です。
    >私も実家に帰り、旧友などに話していますが、危険人物扱いです。笑
    残念ですが、実情は理解できます…実は、僕もそうですから(笑
    現在日本では、憂国の主張をするということは、大衆迎合しない=「孤独化」する覚悟が必要かもしれないですね。
    もしそうだとすれば、真に話合える仲間を探す行動する方が精神的にも、自分自身の成長のためにも有意義なのかもしれないですね。
    お二方ともお若い方ですので、比較的時間の自由がある今だからこそ行動出来る時といえるかもしれません。

    ここからは、僕が今、感じるままに書きます。
    一億総白痴化とは、社会評論家 大宅壮一氏が生み出した流行語で「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」という意味合いの言葉だそうだ。
    そして、菅直人氏は、2006年1月当時、朝まで生テレビの中で、日本国民一億総白痴化したと自論を主張した。
    そんな彼は、今やその国の首相=最高権力者となった。
    僕は、思う。識者はしばしばマスメディアが司法、立法、行政に次ぐ「第四の権力」と言うが、実態は、マスメディア特にテレビを妄信する視聴者と称する国民の「妄信」こそが四番目の権力ではないだろうかと。
    昭和28年のテレビ本放送開始以降、今では「テレビこそ真実」という妄想を抱くに至った大衆と言う名の「妄想」が「権威」と「権力」を生んでいると言えないだろうか。
    今や社会的権威を作るのは簡単で、その大半はテレビに出演することで解決できるだろう。まして出演を繰り返すことが可能であれば、露出度は上がり、それに比例して知名度も上がり、盲信者への権威も上がり、盲信者の数はそのまま権力を盤石のものとすると言えないだろうか。
    大衆はとっくに白痴化してしまって「テレビは真実」と妄想しているから万全だという人がいるそうだ。
    確かに、思えば、総理の支持率が落ちた…なんで支持しないか、テレビがそういっていたから、どこがいけないかなんて、解らない、テレビに聞いて、が実態なのかもしれない。
    このように、大宅壮一氏が指摘したテレビによる「一億総白痴化」はとうの昔に完成しており、日本と言う国はテレビに振り回される低級国家に成り下がってしまっていると考えれば、今の我が国の状況は全部納得できる。
    そして、そのテレビは今や外国資本の影響の噂も囁かれるこのごろ。
    だとすれば、この理解なくして、真の危機感を抱くこともまた不可能ではないかと思いもする。

    デフレ脱却するには、まずはテレビ依存からの脱却から。
    主体なく単にぼんやりと映し出される映像を眺めては、流れて来る音声を聞くだけの受動的状態から、想像力、感性、知性を主体的に働かせることへの転換。
    日本はデフレ脱却できるのに、被災者に潤沢におカネを供給できる力があるのに、増税なんて必要ないのに、国民を煽って反対方向に進もうとする日銀と財務省とマスコミのやり口が許せないし、看過できない。
    僕の力など全くの非力だが、一人でも多くの方に伝えたい。
    日銀と財務省とマスコミは国賊であることを。

    米エール大学教授浜田宏一氏と元財務官僚嘉悦大学教授高橋洋一氏対談
    http://www.youtube.com/watch?v=fav6aNOlUrU&feature=related

  4. 佐伯様
    お久しぶりです。長州人だったのですね。

    まさに情報に流されてない文章ですね。
    私は情報化社会に流されない方法として、「歴史を大事にする」「今知っていることで大事そうなことは忘れないようにする、あるいは記録しておく」という風に考えています。

    alex様
    >何ができるのかわからず
    思いついたことは全部やる!でしょ。

    三島様
    『悪の論理』です。苦笑
    まずは発信能力ですよ。
    感動・伝達・参加はやっているうちに「工夫」が出てきます。

  5. 倉山先生
    アドバイスありがとうございます。
    大事そうなことは記録しておくというのは僕も実践しています。
    無関心の人に少しでも興味を持って貰うのは本当に難しいですね…

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