仙台速報、他

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 20年来の付き合いの仙台在住の先輩と連絡がとれる。仙台竜三さんのことですけど。
 東京に居る時に地震だったので、東京に足止めだったのが、何とか新潟までたどり着いたとか。今後は未定とか。
 まだ何人か連絡が取れない人が居るので心配。単に携帯の電源が切れているだけなら構わないが。
 テレビで報道できないほど悲惨な地域もあれば、一部では電気は復旧とか。ガスは全体的に止まっているらしいが。
 治安は奇跡的なほど安定しているとか。

 募金も募り始めたけど、はっきり言って政府に任せてたらいつ届くかわからないので、竜三さんの個人口座に直接振り込むことにしました。仲間内の掲示板でのみ公開。
 私は金額を明示してから振り込みます。こういう時に大事なのは善意よりも結果ですから。
 あんまり褒められた方法ではないですが、目的のためには手段を選んでいられませんので。

 人には「特にできることも無いんだし、家に篭ってゆっくりしていれば」とも言われるのですが、何ができるかは自分で探せと体に叩き込まれているので、どうにも申し訳ない気になります。

 とは言うものの、「無計画停電」のおかげで、物理的に仕事ができない状況に追い込まれたので、『民間防衛』を読み直す。本当にいいこと書いているなあ。(感嘆)
 要点を拾うと、

一、最も怖いのは国民が混乱すること。
一、経済も安全保障の一部。買いだめなどするな。
一、常に政府の指示に従って動くこと。
一、自由は国家の基礎である。国家の自由があって、はじめて個人の自由がある。
一、流言を信じないように。ましてや広めないように。そんな自由はない。
一、正しい知識を持てば、核の恐怖も乗り越えられる。(詳細な数字つきマニュアルあり)

 菅内閣の動き、かなり問題が見えるにしても、原発事故を抑えれば及第点でしょう。
 あえて、この期に及んで「増税」に踏み出した勢力には触れない。
 自民党には、今次国家事変収束後の自浄能力に期待。(ちなみに天災も事変です。)
 総裁が堂々と言及した以上、昔なら「治罰の綸旨」が下されて然るべきです。

 ついでに、宮内庁のお役所仕事ぶりにはあきれるが、それは後日。
 少なくとも藤森長官はもっとちゃんとしてた。

 知人には福島県の特に東側には近づかないように伝言しています。
 原発近隣の人はどうすべきかですが、本当に正しいことは政府の統制に従っての避難です。
 勝手に大脱走とかはじめると余計に混乱しますので。
 その点で政府の決断は重い。
 とはいうものの政府を妄信しろではなく、複数の逃走経路を確保しておくのは大事ですが。

「無計画停電」に関して石原都知事が蓮舫大臣に「政令出せよ!」と怒鳴っていたが、大臣閣下は意味がわかったのかしらん。
 東電の重役一同、事変収集後に全員辞表提出は確定ですな。結果責任として。
 かの日銀ですら資金供給しているご時世に。。。

 相変わらず、保存食以外への買いだめが殺到。そういうのが一番いけないのだって、政府は周知徹底すべきです。
 オイルショックも、物不足の原因は実は買いだめだったという苦い教訓はどこへ?

 毎日、スーパーとコンビニを散歩がてら視察しているのですが、近所のサンクスは偉い!
「明日より商品を10倍に増やします!」の張り紙。それもコピー用紙に汚い手書きで。
 これで良いのです。
 今の最大の問題点は、原発の問題を除けば、輸送手段ですから。
 如何に西日本の物資を東日本に運ぶかですね。
 サンクスの例は、民間でもできることはあると言う証拠ですね。
 企業は採算など度外視して、モノを送り届けて欲しいものです。

 買いだめされる以上にモノを供給し続ければ、この二重に無意味な混乱はおさまるはずなので。

 この千年に一度の危機に際し、日本民族の結束を世界に示せばどうなるでしょうか。
 あれほどの大災害にもかかわらず略奪一つ起きない。こんな民族を戦争なんかで打ち倒したとしても、決して支配することはできないだろう。と思わせられる好機と考えるようにしています。

 福島の原発に関しては、
 皇室と日本をお守りしてくださった神々にお祈りしています。
 私はそれしかできませんので。
 関係者の成功をお祈りします。

 政府に従えと言ったり、政府を信用するなと言ったり、忙しい文章で申し訳無いのですが、どちらも本当だと思っています。

「仙台速報、他」への0件のフィードバック

  1. 我が日本国民の対応が実に誇り高く忍耐強く規律守り続けています。
    米国等メディアから驚きに近い賞賛の評価を得ていることに対し、敬意を表しると共に我が同胞を本当に誇りに思います。
    また、我が同胞の誇り高き行動に国民の一人として感謝致します。

    しかしながら、同時に現政府に卑劣な行動を国民は忘るるべからず。
    風化させてはならない暴挙・妄言集!

    2011/03/01野田財務相 「(予算関連法案について)通らなかったとき、民主党が困るのでなく、困るのは日本国民だ」

    このまま国会の予算関連法案を通過させないと困るのは国民という言いぐさは何たることか。
    この期に及んで被災者を人質に子供手当を含む予算成立を目論む反日政権。

    野党(自民・公明)は、当面の震災被害対策の間は国会を休会して、先ずは震災対策と措置に全力投入すべきとし、
    その後、緊急対策が一段落してから、潤沢な災害救済費用を準備するように予算を再度考え直すべきとして、お互い話合おうと提案しているにも拘らず、民主党は同意せず。
    あくまで国会開催予算成立に躍起である。
    災害を利用するが如きこの卑劣な政治手法が許されてよいのか。
    未曾有の震災で苦しむ国民生活を人質に子供手当など予算関連法案を通してしまおうと画策する現政府は一体何者なのだろうか。

    この震災で緊急災害救助活動に25万人の自衛隊員の内10万人が各地に派遣され、今もなお不眠不休、必死に活動中である。
    去る2日には中共海軍情報収集機等が尖閣諸島北60キロまで接近した領空侵略未遂事件があったばかりだ。
    中共軍事予算は7兆円を遙かに超え、我が国は平時を前提に4兆円にまでカットされた。
    これと対照的に、悪法名高い子供手当予算は約3兆円にも及ぶままだ。
    ジェンダーフリー等の男女参画関連予算は10兆円に対し、災害対策費は予備費残高2038億円だという。
    当然常識的に考えると、全ての予算を見直すべきであるが、無理矢理通過させようとあくまで試みる。

    財務省災害対策本部、予備費・補正予算などで対応協議。2010年度予備費残高は現在2038億円。
    阪神大震災よりも被害が大きいこの震災を4000億円減らした予算で対応しろというのか。
    根性と民間寄付とボランティアだけで。ご冗談でしょう。

    この国難に対し、白紙撤回してしっかりとした予算を考え直すべきだ。

    外国人献金問題がこの震災でマスコミの話題からふっとんだ。
    何がなんでも子供手当法案等は通過させようとする政府であるが、外国人の子供ら6000人もの不正受給が確認されている。
    これらの想定された不祥事に対しても全く追求、糾弾されていない。
    まさに火事場泥棒もいいところだ。

    今、この災害を目の前に外国人の子供への養育費やジェンダーフリー等男女参画関連に膨大な予算を使っている場合なのか。
    事業仕分けのショータイム数時間でカットされた大事な予算は数知れず。
    しかし、外国や外国人たちのための予算はカットされない。
    怒りを通り越し、もはや狂気の沙汰としか思えない。
    国民同胞の皆様、之如何に。

    主観だらけの小生の意見ですが・・・ 問題提起までに。

    財務省、被害救済に予備費2038億円活用
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110311/dst11031122240208-n1.htm
    細川厚労相、外国人への子ども手当で不正受給を認める 昨年6月支給分
    http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110215/plc11021523240027-n1.htm

  2. 緊急車両のみ通行可能の東北道と常磐道、タンクローリーなど物流車両は通るために
    最寄の警察で許可証をもらわなくてはいけないとのこと。
    これは全く逆。
    政府から、石油流通や物流会社に、許可証を配って回って
    被災地優先での物流を、依頼して回る必要があるはず。
    (賢明な政府諸君がすでに実行されていると固く信じたいが)
    常磐道の閉鎖で、茨城への流通も厳しい状況、報道の盲点になっている様子だ。

  3. 火事場を利用して、いろんなことをたくらむ輩が多すぎる。
    こういうときに人間の器と品性が表れる。
    平穏に戻ったときまで忘れないように、脳の皺に刻み込んでおこう。

  4. こんな時にくだらない話で申し訳ありませんが。
    民間防衛のあとがきには「8年後に大震災が来る」と書いてあるそうですね。民間防衛の新装版の出版日は2003年だから今年はちょうど8年目…。恐るべし。

  5. 速報。
    仙台吉野作造研究会とmy日本関係者の全員無事が確認。
    ただまだ油断していない。
    お一人、津波でひどい目にあった人が居るらしいので、第一弾義捐金はそちらに使うと言うことで。

  6. ご報告。
    仙台と真岡への資金援助を始めました。
    ATMは大丈夫なようです。

  7. 速報
    仲間内から陸続と現地に資金援助が送られております。

    無計画停電が始まりそうなので潜ります。

  8. 民主・岡田氏、高速無料化「止める」道路復旧の財源に

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000627-san-pol

    これも一種の火事場泥棒でしょうか。
    こうすればマニフェストを破ったことにはならないと言いたいのでしょうね。
    不謹慎なことに民主党のマニフェスト破りを正当化するちょうどいい材料にしてしまっているわけですが、
    確認したら、子供手当て取りやめも視野に入れているようで
    予算組み換えを念頭においているなど、今は総合的に評価を行いたいものです。
    野田財務大臣は、財源論を考えるのは後回しにして、
    今は被災地救援を優先と言いながら
    23年度予算案の通過を優先する考えは、変えないそう。
    まあ、財務省の大臣ですから、期待するのが野暮と言うもの。
    問題は勝栄二郎ですね。国家未曾有の危機に、どう脚を引っ張ったのか
    財務省史に留めていただきたいものです。

    高速道路について、私からの提案、
    通行料金を元に戻すのは結構だが、
    通行許可証を持ったタンクローリーや流通車両・救護車両は、
    災害地に向かう東北道と常磐道について、
    復興にあてる半年間でも無料で通行できるようにすべきだ。

  9. 福島原発事故の政府発表に不安が募るばかりだ。
    不要な混乱を未然に防止するためにも、情報公開に勉め、伝えるべき情報を精査し速やかな国民への伝達を期待しているが、
    やはり情報伝達能力の欠如と政府機能不全に陥ってるようである。
    菅総理と枝野幹事長の無能ぶりばかりが目立ち苛立つばかり。

    本来、原発事故について政府が公式発表すべき内容は
    1.現状の放射線漏洩量の危険性
    2.今後予測される影響
    3.メルトダウン(炉心溶融)の可能性と現在の措置進捗
    であろうが、
    菅総理らの会見からは東電への責任転換と情報解析中との回答に終始し、必要かつ適正な情報公開はなされていない。
    国民の不安の解消とパニックを防止するためにも情報を正しく公開すべきだ。
    これでは、悪戯に不安を煽るばかり。
    専門家の英知を駆使しても予測不能な事態であるならば、直ちに非常事態宣言を発令し、非難範囲を拡大する等の判断も必要なはずである。
    また、この対応は我が国の自主エネルギー確保政策のみならず世界の固形燃料依存問題に直結する地球規模の問題であるとの認識も欠如しているように思える。
    政治パフォーマンスはもう結構、対応できないなら出来る人へ交代もしくは民間人であろうと登用すべきだ。
    この後手後手対応で、株価も暴落中。

    首相会見全文http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031511370024-n1.htm

    次に、幼稚な政治主導の正体をとは!?
    首相官邸HP〜東北地方太平洋自身への対応〜を見ると、驚愕の事実がある。
    以下引用
    住まいを失った方へ
    今後、仮設住宅についての計画立案は、市町村役場の機能が失われている地域では、県が担当してゆくことになりました。
    引用終わり

    災害者の非難仮説住宅への対応がこれか。
    市町村や壊滅的打撃を受けた市町村役場は変わり県対応…そんな予算と履行能力あるの、市町村や県に。
    もしかして、ボランティア頼みか。
    避難所や復興支援は災害対策の特別予算を立てて国が強力に行うべきで、市町村レベルでどうにかなる震災規模ではないだろう。
    政治主導の正体は責任転換と責任放棄であるようである…

    首相官邸
    http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html
    ■ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について
    (平成23年3月15日17:00現在) も見て見て下さい。

    長々と失礼しました。もう怒りと情けなさと言葉になりません。

  10. 大塚正人さま
    その通りだと思います。
    だからと言って、彼らの愚行を混乱のどさくさとともに風化させてよいということにはならないと思いますが、如何でしょうか。
    そして、仮免許集団の幼稚な対応は「人災的二次災害」と呼べるのではないでしょうか。

  11. 佐伯様
    せっかくの善意に申し訳ありません。
    もう少し仙台と連絡を取り、状況を確認します。
    真岡はお金の使い道を考えているそうです。

    ちなみに某国会議員から人づてに「佐伯と言う人はどういう人ですか。言っていることが正しすぎるぞ」と問い合わせがありました。「砦の読者の方です」としか答えようがなく。。。蛇足ですがあえて感謝の意を。

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