一、 法制局とその手下の安倍内閣、相変わらず。
要するに、天皇が退位を宣言すると自発的で違憲になるから、先に主権の存する国民の代表である首相がしゃべる、とか。
別に、すべての退位が天皇の「やめる」の一言で行われたわけではないが、根拠が日本国憲法の「天皇ロボット説」というのが、ありあり。たぶん、「これが皇室を守る道です」とかご説明されてんだろうなあ。
今さら何も期待すまい。この程度のことで皇室はビクともしない。ただし、皇室を汚したものは、永遠に歴史に名が残るだけなので。
二、自殺者減少
これは喜ばしいこと。今日の倉山塾メルマガで取り上げた。
三、中国に進出した企業の憂き目
昨日は、このニュースでもちきりだったとか。
ちょうど会合で、今の日本の経営者のレベルという話になり、「藤田田より教養人は誰だろう」で、あがった二人のうちの一人が永守重信会長だった。私は詳しくは知らない人なのだけど。
ただ、教養人だとして、「中国に進出して大損」では如何なものか。
90年代後半、「中国市場を他社に取られたくない!」という競争はすごかったけど、結局は手出ししなかった人が信用を得ているのではないか?
悪銭は身につかず、悪い人には近づくな、というけど、中国なんて「国ごと犯罪者」なんだから。
日本をダメにしたのは誰だろうと考えた時に、政治家なんてここで取り上げる意味がない以上、これだけ劣化した官僚の言いなりになっている財界人じゃないだろうか。
特に、製造業の経営者が「早く増税しろ」とか言っているのを見ると、本当に教養がないなと思う。
メザシの土光さんの前はアンパンの石坂さん、高度経済成長を推進した財界四天王とか、識見を持つ財界人がなつかしいが、ぼやいてばかりもいられないので、自分に何ができるか考えてみた。その内容は今は企業秘密。
私の浅学で申し訳ないのですが、鈴木修氏に関しては愚かな財界人から除外してほしいと思うしだいです。
この方の千里眼をどう学び、そして自分に生かせるか。・・・・・生意気な事を言いました。