発言集⑥ 立憲主義

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売れ行き好調。こんな時局だから、テレビにも新聞にもネットにも騙されたくない人向けの読書に。

企画コンセプトは「シールズにおしえてあげる立憲主義」。当然、普通の人には楽勝の内容♪ 売れ行き好調、よろしくです。

今、日本で一番誤解しているのが、立憲民主党だろう。彼らをアホだバカだという前に、自分らが賢くならねば。

売上快調!
ジャンルランキングつきました。
憲法部門1位
さあ、憲法本は売れないというジンクスを打ち破れるか?
先月は、対談本(鼎談本はなおさら)売れないというジンクスを打ち砕いたので、今回もよろしくお願いします。

みんな、枝野さんの悪口を言うな!立憲民主党のおかげでこの本がバカ売れ何だぞ!


プロとして立憲主義を語りたいなら、これを読んでいないと議論参加資格なし。言論の自由を行使しても良いが、反論されない特権はない。たかが540pの本で、2万5千円だ。でも5千円の日銭に困る言論人なら無理かなあ。笑

『憲法序説』なんて普通の人間がいきなり読んでも脳髄が破裂するような難解な本なので、解説をしておいた。しかし、あとがきのタイトル「パヨクはバカだが保守は持ったバカ」だけど、サンプルが多すぎる。。。

「ダイシー伝統」を踏まえないで立憲を語っても東大憲法学をバカにできない。いいかげん、国を護るのはパヨクの悪口ではなく、賢くなることだと気付こう。

第三次中曽根、海部、第二次橋本、小泉、鳩山(由)、第二次第三次安倍・・・これらの内閣に共通する事なーんだ? 正解は倉山塾掲示板かな。立憲主義が何かわかれば楽勝問題。

戦前の二大政党は、立憲政友会と立憲民政党。憲法の条文の改正など
目指していなかった。では立憲とはどういう意味? そうだ、あの本を読もう!

吉野作造曰く、「憲法を作ること自体は立憲でもなんでもない。自由民権運動の失敗はどんな憲法の条文を作るかだけに関心を集中させたこと」と。
今も変わらん?

「立憲=憲法を制定する」という意味もあるけど、それ以外の意味もある。明治二十二年以後に、「立憲=憲法を制定する」という意味で使っている用例、私は知らない。

こんど、「立憲」という言葉の意味から説明せねば。ちなみに、右も左も「議会」と「国会」の違い、説明出きるだろうか。ダイシーの訳者の伊藤正巳元最高裁判事が誤訳してるから困るのだが。

「発言集⑥ 立憲主義」への5件のフィードバック

  1. この本には感動しております。ただ1つ、米国には執行権があって、行政権はありませんので、念のために申上げます。米国の行政は議会の下に置かれています。
     議会というのは、国会よりも広い概念なのでございますか?
     私はメイトランドは読んだのですけれども、彼の『イングランド憲法史』は重要な本ではないのでしょうか?
     では失礼いたします。よろしく御教示下さい。

  2. この本法学部のある大学図書館なら必ずあるはず。1983年当時定価6800円 (当然木下税は含めない。)学陽書房のは無理なので、明治期の翻訳の再販を呉PASS出版さんどうですか。

    「工作員・西郷隆盛 謀略の幕末維新史」 (講談社+α新書) 新書 – 2017/11/21 に期待します。

  3. 本、バカ売れおめでとうございます。

    枝野さんは信念の人だ!(キリッ)

    あ、「悪口を言うな」とはありますが、褒める必要はありませんでしたね。
    失礼しました。

  4. マジにたかだか¥5000のギャラ欲しさに
    パンダの番組出るなら日雇いの清掃作業員
    やってくれと言いたいですわ!あっちの方が
    ギャラ高いからさ(笑)

  5. 初めて書き込みます。
    この本を読んで、もう少し深く憲法学に触れたいと思い、図書館で美濃部の「逐条憲法精義」を第1条の解説部分だけ読んでみました。たった一つの文の解説なのにこんな分量になるのかと圧倒されました。
    同時に、賢くなることが国護りなのだということの意味を痛感しました。

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