いよいよ始まりましたねえ。
増税委員会。
初日は、自民党の衛藤せい一参議院議員がマニフェスト撤回を迫る。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18381872
そらあ、衆議院で増税に協力した条件ですから、
民主党政府が「最後までやり通させてくれ」はないでしょう。
ここで筋を通す方法。
自民党
とにかくマニフェスト撤回を徹底。
もし野田首相・民主党代表が宣言しなければ、増税を否決すればよい。
それで野田内閣は終了。解散は打てない。総辞職。
民主党反主流派
とにかくマニフェスト堅持。
それで政権をとったのだから、当たり前でしょう。
選挙の前の談合で公約を変えるなんて、19世紀のイギリスでは許されなかったぞ。
では解散総選挙をすれば良い?
もっと簡単な方法がある。
下野!
普通に考えたら、民主党が下野したら、野党第一党から谷垣総理、となる。
しかし、それは外見的民主制。
そもそも、谷垣自民党は野党ではなく、与党第二党なのだから、資格は無い。
第三党以下の党首はもっとない。
ではどうする?
民主制とか立憲制の前提が壊れているのだから、首班指名で党派に関係なく投票すれば良いじゃない?それで、解散の時期を明言して暫定政権だと宣言すれば良い。
小選挙区では至難なんだから、総選挙による政権交代よりはるかに重要な
政界再編
をすれば良いじゃない。
よほどすっきりしますな。
ところで、話の大前提の「野田首相は今は解散できない」の根拠。
理由その一
財務省は頭を抱えている。
財務省自身が数字を示した。
理由その二
今の竹崎最高裁長官は歴代長官の誰よりも頭が固い。
これも数字で説明できる。
って、国会議員の皆さん、これを数字で説明したら納得してくれるのかなあ。
「いや、それは違う」とか言われるだけで疲れそうなんですけど。
最近の私、頭ごなしに否定したり拒絶する人間に必要以上に攻撃的なので、よほど真摯な人としか話したくない精神状態なのです。
ましてネットでをや、
ってわがままかなあ。
ここのところ、どろどろした怨念を言い募る醜悪な書き込みが貴台に拒否されて、貴ブログの風景が、すっきり清潔なものとなりましたね。あのような書き込みは陰性にして、怨念の毒気に満ち満ちているだけに貴ブログを訪問される健全な思想をお持ちの人々の心をも荒んだものにする危険があるなあと思いながらみていました。とにかくよい選択をなされたと思います。多くの意見を聴くというのは、一見素晴らしいことのようですが、それは正しい議論を試みようとする相手に対してのみ認められることですね。
昨日、本日の参議院特別委員会を見ていましたが、野田の態度は許しがたいですな。3党合意はなんだったのか。マニフェスト破棄の決意を迫られてもそれが合意の条件であったにもかかわらず、ただ言を左右にして逃げ回る態度は実に醜い。これでは、自民党をペテンにかけたに等しい。これはもう政策うんぬん以前に野田の人間性の問題だと思います。野田という男の卑劣さ、嫌らしさここに極まれりです。ここはもう、否決あるのみだという貴台のご意見に「御意!!」です。
ところで、本日の、貴エントリーには関係のない話なのですが、「帝国憲法講義」大変興味深く拝聴致しました。小生、法学に関する知識は、「法学概論」なるものを、大学の教養課程における社会科学群の一科目として、履修した程度で皆無に等しいのですが、この「帝国憲法講義」に接して「憲法」なるものをもう少し深く知りたいと思うに至りました。貴台の憲法に関するご著書か、あるいは他にわかりやすい書籍で、これならばというものがありましたらご教示いただけないでしょうか。ちなみに小生、技術者で、ある企業の先兵として世界を歩き回っている人間にしていわゆるリーガルマインドなる高尚なるセンスは残念ながら持ち合わせていません。
bulldog様
お買い上げありがとうございます。
続編の「復興と陰謀」シリーズもありますので、どうぞ。
本ですと、「憲法の常識 常識の憲法」が読みやすいでしょうか。
龍馬プロジェクトの皆さんには、「課題図書」をメルリスでまわしていますので、お問い合わせしてみてください。